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大川原峡

2015/8/6


山トモ・ジムトモ(友)のユリちゃんやカズちゃんも行くというので、早くから申し込んでいた。
自然を愛する会の山行ならぬ、ウォーキング(ランチ付き)。

ところで、大川原峡って?
日豊線に「大隅大川原」という駅があるのは前から知っていた。
僕の理解は、その近くなんだろう、くらいだった(実際、近くだ)。

事前に少しネット検索して、「桐原の滝」という結構大きなきれいな滝があることはわかった。
もうひとつ、2002年に全国遊歩道100選に選ばれた「悠久の森」というウォーキングコースがあることもわかった。

実際、当日そこを歩き、桐原の滝にも感心してきたのだが、どうもわからない。
大川原峡って、どういうとこなんだ?
その部分はわかっても、全体が見えてこない。

ネット検索で一番多くヒットする大川原キャンプ場に寄れば、あるいはわかったかもしれないが(今回は通過)、
帰ってから曽於市観光協会のHPその他をいろいろ見てもわからない。

そうこうするうちにようやく、大川原峡についての、わかりやすい説明と出会う。
大隅地域を中心にとても詳しい「ふるさと情報」を提供している個人のHPだった。
関係箇所を引用して紹介させていただく。


大川原峡は大川原渓谷・悠久の森・桐原の滝・キャンプ場が一帯となり
四季折々、美しい景観をなし、訪れた人の目を楽しませてくれる。

大淀川上流溝ノ口川の大小の岩間を流れる渓谷が約2km余り続く。
薄暗い渓谷を流れる清流は、急流または滝となって、川面を涼風が吹き渡る。

桐原の滝は幅40m、落差12mの美しく雄大な滝で、曽於八景の一つに数えられる。
滝は周りの緑の自然と調和し、季節や天候によって異なる表情を見せ、自然美を満喫できる。
流れ落ちる滝のしぶきが虹のアーチをかけ美しい。

大川原キャンプ場は大川原峡の美しい渓谷と緑に囲まれた自然がいっぱいの景勝地にある。
周辺は親水公園として整備され、キャンプサイトやバンガローを常設している他、遊具施設が整っており、
8月には清流祭りが開催され、涼を求めてたくさんの人出でにぎわう。



なるほど、だいぶ見えてきた。
とくに「大淀川上流」の峡谷だということが分かったのが大きい。
ところは鹿児島県曽於市財部町下財部であっても、自然は県境を越えてつながっている。
やがては宮崎平野を流れ、太平洋に注ぐ九州第二の河川、大淀川だ。

sakata」さんのHPに感謝!(大隅の山々の情報もわかってありがたいです)

さて当日、この盛夏真っただ中でも、清流沿いであったり、森の中の木陰なので、かなり涼しかった。

2時間半ほどのウォーキング、その後、桐原の滝を楽しみ、お昼は
道の駅・すえよしのレストラン「四季祭」で、人気のランチ・バイキングをいただく。

気持ちいい、ゆっくりできた一日でした。

では、写真のほうへどうぞ。


8/21 たっちゃん



9:03 9:07 「悠久の森」ウォーキング、出発


9:15 歩き始めてまもなく、小さいけどきれいな滝がある


ユリちゃん、ミッちゃん この夏、北アルプス・表銀座へ


この清流、瓶台(びんでん)川という 溝ノ口川の支流だ


9:29


9:41
悠久の森」は照葉樹林と
人工林からなるとのこと
9:42


所々に樹木の説明板がある。ヤマグワ


何もみじか何カエデか、秋の紅葉はすばらしいと思う


9:55 10:13 どんどん奥に行く(せせらぎはとうに聞こえない)


10:23 コースはピストン。もどる


タラノキ


何の木か「葉っぱでわかる」と言うけれど・・・ 図鑑とにらめっこしても・・・ 僕にはまだまだわからない


ダイコンソウ キンミズヒキ ハルジオン

マクロで撮るとありふれた花もなかなかきれい


10:59 みんなとっくに先に行っている(もどっている)


イヌビワ


11:16 オオモミジと清流


11:19 川原に下りてみる


11:20 みんなはこの辺で集合写真を撮った


後から一人で歩いて行くと・・・ 蝶も逃げずに、近くにいてくれる


11:31 ようやく追いついて1枚


ミッちゃん、ユリちゃん、カズちゃん、トモちゃん


11:56 桐原の滝


11:58




12:06



なかなかの清涼感だ。

ネットの写真で見ただけだけど
ここから2キロほど下流の「三連轟」の滝がまたきれい。


そしてさらに下ると、溝ノ口川は千足(せたらじ)川と合流して庄内川(大淀川の一次支流)となり、
有名な関之尾の滝(日本の滝100選)、関之尾の甌穴群がある。
宮崎県都城市だ。


あらためて出直したい。




ここまでご覧くださって、ありがとうございました。


初出: 2015.8.21  最終更新:2015.8.21
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