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白鳥山・甑岳 202106

2021/6/23




YAMAPの記録。距離10.3q、上り639m・下り636m
    軌跡図では、行きの白鳥山は別にして、3ヶ所軌跡が重なっていない。スタート・ゴール点近くで、林の中を
ショートカットしたのは確かだが、他の2ヶ所で真っすぐに近い軌跡で帰ってきた事実はなく、行きと同じく通常の登山ルートだった。
そこで距離10.3qはまちがいで、11qくらいだったかと思う。
   



山はやっぱりいい。
出発前のえびの高原駐車場でのことである。

僕らより先に駐車していた隣の若いカップルの方と、「おはようございます」と挨拶を交わした。
その後、会話が弾む。若いお二人は、この日水曜日が仕事休みとのこと。
僕らは「毎日が日曜日」と言うと、「『サンデー毎日』はいいですね」とおっしゃる。
なるほど、『サンデー毎日』の魅力に、『週刊朝日』や『週刊読売』は適うまい。

僕らの今日の予定を言うと、お二人は栗野岳をピストンするとのこと。レベルがちがう。
僕らには無理と思って聞くと、「枕木階段までは行かず、見晴台から引き返すと行けますよ」と。
途中の林の中の行き方なども教えてくださった。ありがたいことだ。

トモちゃんは、「私たちは七十何歳と何歳で、二人合わせてちょうど150」と自己紹介した。
「そんなに見えません」とお世辞でも言ってもらえるのはうれしい。

ところで、僕は夫婦の歳の足し算を今まで特に意識したことはなかったが、
一人の歳をほぼ2倍にしたのだから当然とはいえ、受ける印象が全然違ってくることに気づいた。

その数は一人分ではなく二人分なのだが、「そんなにも歳をとっているのか!」という感じになる。
夫婦は毎年足し算で二つずつ増えるのはみんな同じだが。我々はあと4年8か月で160になる。

その半分の「80」なら、それほどとは思わなくても、足し算で二人分とはいえ「160」となると、
そんなに生きられるの? といった気持ちにもなる。

当たり前だが人生は有限だ。
あらためて、一日一日を大事にして行かなくてはと、いま山行録をまとめていて思う。
山で学ぶのは、自然や山行についての情報だけではないということか。
人生についてもいろいろ考えさせられる。

この日、午後青空がほとんどなくなってしまったことは残念だった。
ミヤマキリシマは、やっぱり青空が似合う。
これが最盛期だと甑岳火口湿原のそれはどれほどきれいかと思った次第です。

前書きが長くなりました。では、写真をご覧ください。

7/3 たっちゃん



8:41 池巡りのコース入る 8:45 コナスビ



8:57 鹿はとてもかわいいけど、食害は防ぐためにはどうしたらいいのか? 9:00 ナナカマド



9:02 好天だ



9:18 コガクウツギがピンクに染まる コバノクロヅル(葉は互生。ノリウツギは対生) ナガバモミジイチゴ



9:41 ケルンが巨岩の肩にも 9:43 白鳥山山頂手前から。白紫池の向こうに韓国岳



9:45 コガクウツギ



10:05 タツナミソウ 10:08 白鳥山北展望台より



10:32 10:39 六観音御池



11:04 甑岳への分岐 11:27



11:50 雲が厚く、青空がほとんど覆われてしまった 12:03 甑岳を登り切ったところ



昼食後、火口湿原へ



12:45



12:48



12:49



午前中の青空がどこかに行ってしまい、残念でした
来年の楽しみにします。



12:50



12:52 ハナニガナ 12:54 コナスビ



13:03 硫黄山をズーム



13:05 甑岳下り始めの登山道・足元
いつもこのシダは肉厚で元気だなと思う
13:19 ナナカマドが一部紅葉している


 
14:36 小雨がパラパラ   15:25 エコミュージアムセンター隣のオオヤマレンゲ



15:26 駐車場にもどる



駐車場に戻ると、朝、話した若いお二人が待っていてくださった。
「そろそろ戻られるのでは、と思っていましたよ」「栗野岳ピストンにも是非挑戦してください」と、優しい励ましの言葉を頂戴しました。

山での出会いに感謝し、記して、お礼を申し上げます。ありがとうございました。
近々、挑戦することになると思います。






ここまでご覧くださって、ありがとうございました。




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2021/6/7・8「オオヤマレンゲ、韓国岳火口壁ミヤマキリシマ」 は こちら →


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初出:2021.7.3   最終更新: 2021.7.4
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