TOPページ → 山(花)・旅 目次 → 矢筈岳・諸正岳
────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────


矢筈岳・諸正岳(日置市)

2021/1/25



日置市伊集院町の矢筈(やはず)岳と諸正(もろまさ)岳。
矢筈岳はこんもりと丸い、諸正岳は名前がめずらしい、などと思って、ガイドブックでは知っていた。
しかし、標高はわずか302m、301mと低く、失礼かな、僕は山とみなしていなかったのかもしれない。
ずっと縁がなかった。

きっかけは、前週日曜(1/17)の親の会で、みーやさんが矢筈岳を紹介してくれたことだった。
厚子さんは、「諸正岳との間に、上池や下池などがあるよ」と、地域の山の情報にも詳しい。
では、近場でもあるし(自宅から約23q、車で一般道を40分余り)、僕らも行こうか、となった。

1/25、行ってみて、とても感心した。
地域の人たちがこの二つの山をとても愛し、大切にしていることがわかった。
案内板や説明板がよかった。登山道もよく整備されていた。
Google検索「矢筈岳登山口駐車場」は、一発でヒットする。

駐車場がしっかりとあるから、離れたところからも、みんなが来られるのだ。
この日は月曜日、ウィークデーでも、10人以上の登山者と出会った。
(これはすごいことだ。山登りは一日中、誰とも出会わないことが稀でない。2/10の霧島・烏帽子岳は完全に貸し切り状態だった)
下山後は、農作業中の女性からやさしく「登ってきましたか」と声をかけられた。

飯牟礼地区を散策中、こちらが「いい山、いいところですね」と感想を伝えると
地元の女性は、「内地の人は、みなさん、そうおっしゃいます」との返答もあった。
(僕のしゃべり方だと「内地」の人になってしまうのか。笑)

この二つの山は、それぞれ僅か20分余りで登ることができる、いわば“超”低山だ。
だが、低山ながら眺望はよい。この日は残念ながら、好天にもかかわらず湿度が高く、遠くはあまり見えなかった。
でも、なじみのある伊集院中心街や妙円寺団地もわかり、眼下に茶畑の広がりを眺めるのは、とても気持ちよかった。

下に案内板の写真を載せている。
その右隣は、YAMAPの軌跡図だ。総距離6.3q、累積標高差±402mだった。

ポカポカ陽気のなか、諸正岳山頂での、ゆっくりした昼食休憩時間50分も含めて、
計4時間の気持ちいいハイキングを楽しむことができました。

日置市伊集院町飯牟礼地区のみなさんに深く感謝します。
ありがとうございました。

また、行かせていただきます。

2/13 たっちゃん



この日、矢筈岳登山口駐車場に車を止め、矢筈岳に上った後、縦走路を経て諸正岳に上り、昼食後… …上池、下池などを経て、駐車場にもどる



10:30 日吉町側から見た矢筈岳 10:46 登山口近くのポール 11;06 矢筈岳への上り



11:09 矢筈岳第2展望所から桜島が見えるはずだったが、この日はダメだった



11:18 矢筈岳山頂から。吹上浜の向こうに野間岳 11:19 串木野方面



11;22 暖かいのはいいけど、湿度が高く、霧島連山がぼんやりと
(一番奥です。「ぼんやり」でも見えますか?)
11:29 写真中央は、下ってこれから向かう諸正岳



こんなのがたくさん見られたけど、… 花が残っていたのはこれだけだった。ツワブキ



11:48 諸正岳に向かう縦走路入口。諸正岳を「父ちゃん山」、矢筈岳を「母ちゃん山」と記している
次に行ったとき、いわれを教えてもらおうと思う



11:53 縦走路(矢筈岳・諸正岳間の
最短コース)途中

オオタニワタリの実



12:17 諸正岳への上りの途中 左のような説明板の名前から、3裂している葉もあって、カクレミノと分かる



12:27 諸正岳への上り



12:35 諸正岳山頂より。東の方向



12:58 北東方向。写真上、中央やや右は三重嶽(486m)、左は花尾山(540m)、写真真ん中は飯牟礼小学校。



2020/4/16「変化に富む花尾山」はこちら →



12:59 左端が矢筈岳。写真中央付近が妙円寺団地、その右手が伊集院中心街



13:22 昼食休憩も含め、約50分間、諸正岳山頂(丘の上の感じ)でゆっくりしました



山頂の可愛らしい案内板



13:41 山頂からの下りの途中で右折して、飯牟礼地区に向かう
下りてくると干し草が山積みになっていた
13:42 隣が牛舎だった



13:51 ボンタンが鈴なり(十分食べられそうなのが、地面にゴロゴロ落ちていた) 14:03 道端のキンカン



13:53 サボテンが戸外でこんなにも大きくなる?



14:09 上池
14:28 諸正岳をふりかえる



14:33 下池 14:44 古池の紅梅



14:53 駐車場近く






ここまでご覧くださって、ありがとうございました。




2021/2/5 「冠岳」 は こちら →         2021/2/10 「烏帽子岳(霧島)」 は こちら →



2020/11/3〜6 「奄美大島観光」 は こちら


2020/11/12 「栗野岳の紅葉」 は こちら →



このページの一番上に戻る →      TOPページへ → 


山(花)・旅 目次 →




初出:2021.2.13   最終更新: 2021.2.15
 「たの研」内沢達のホームページ