『九州百名山』などのガイドブックを見ながら、以前から行きたいと思っていた。 後期高齢者の我々の場合、ハードな山にはもう行かない。やさしく、しかし、行くは個性的な山であってほしい。 その点、北九州の貫山(ぬきさん、711m)は願ったりかなったりだ。 日本三大カルストの一つ、平尾台を中腹や裾野に広げた、じつに穏やかな山だった。 むずかしくなくても初めての山なので、事前に相当調べ研究した。 YAMAPでいろんなコースがあることがわかった。YouTube動画をいくつも見た。 その結果がこれから見ていただく我々が歩いたコースの写真だが、カルスト台地については物足りなさが残る。 それはプロの写真のようにはいかないということもあるが、平尾台はとても広く、 カルスト台地を紹介する代表的な写真の撮影ポットまでは、今回足をのばせなかったということだとも思う。 そこで、平尾台にはまた行きたいと思っている(貫山には上らなくても)。 見ていないところが今回回ったところの倍以上はある。 いつの日かの、楽しみとしたい。 さて、この日は予報通りの好天。吹上峠を出発して、大平山(587m)、四方台(618m)を経て、貫山山頂へ。 山頂では、1時間以上くつろいだ。周防灘(瀬戸内海)を見るのは初めてのことだ。 下ってきては岩山(549m)を経由した後、ライオン岩、根性の木、キス岩を撮ることもできた。 自己採点すると80点、90点の高評価を与えられる、とても気持ちいい一日だった。 では、写真をご覧ください。 6/8 たっちゃん |
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9:35 平尾台の標柱 | 9:36 吹上峠をスタート |
ニワゼキショウの群生 | 9:44 われわれは左端から入ったが、団体さんが上ってくる右端から入るのが普通。 「あっ、道がちがった!」と思えば、もどらなくても、先で合流することができる道があった |
9:58 平尾台の感じが出てきた | 10:04 岩の間を行く |
10:09 振り返る。写真中央の道路が切れるあたりが出発地の吹上峠。 その上のほうに見える白いとことろが石灰石の採石場。 トモちゃんの上のほう、一番高いのが福智山(900m)。 |
10:16 | 10:26 大平山(おおへらやま、587m) |
10:36 自撮り |
10:42 団体さんを待って、撮ってもらった。真後ろが四方台(618m)、左上が貫山(711m) |
10:42 右上が下りで通る岩山(549m) |
10:47 |
10:48 団体さんが右に折れてゆく。貫山には上らないで、もっぱら平尾台を楽しむのでしょう |
10:55 この先、下って少し上って、また下って四方台に上っていく | 11:10 下ってきたところを振り返る |
11:10 大平山方向を振り返る | カノコソウ |
11:33 四方台手前の急登 |
11:46 四方台(618m)着。貫山は左上 | ヒメジョオン |
12:03 山頂への最後の上り |
12:10 中央から斜め右上方向に、四方台から少し下ってきた道も見えている |
12:14 山頂着。昼食休憩後… |
13:14 山頂から北のほうに少し下って、翌日登山を予定していた小倉北区の左から砲台山(442m)、 妙見山(519m)、足立山(597m)を写真におさめる(右端は、門司区の戸ノ上山、517m)。 |
13:16 |
13:17 山頂にもどると登山者がいっぱい。右上、周防灘に北九州空港が浮かんでいる |
下山開始まもなく 13:19 強風のため採石場の白煙が舞う | 13:21 |
ノイバラ | このキイチゴは甘く美味しかった。葉は少し短めだったが、ナガバモミジイチゴか |
13:46 | 13:51 大平山と四方台の間のドリーネ |
13:52 羊群原(ようぐんばる)。羊の群れのように見える! |
13:54 左端の登山道を下りて行って、右端の岩山へ少し上る |
13:55 青色は周防灘(瀬戸内海)。行橋市方面 | 14:02 下りてくると峠のようなところは風の通り道だからか、この好天でも 吹き飛ばされそうになるほどの強風! |
14:12 岩山への上り |
14:13 | 14:18 岩山からの眺め |
14:19 一つ上の1分前の写真を少し西にずらして撮った…(下の写真に続く) |
撮った時は意識していなかったが、トリミングして拡大して見ると、真ん中に後で行く「根性の木」が写っていた |
14:19 大平山の南斜面。羊群原 |
14:24 ライオン岩をズームで確認 | 14:31 |
14:34 権現山(558m)の中腹です | ネット上に、この岩を右手のほうから撮った、もっとライオンらしい写真があります |
15:02 キス岩に向かう |
15:06 キス岩の前に出会うのが「根性の木」 |
この木は、エノキだそうです。割れ目があるわけでもないのに、どうして成長できたのか? |
15:13 言うまでもなくキス岩です |
15:16 少し右に移動して撮った |
15:18 さらに右から。大平山とキス岩 |
平尾台のピナクル(地表に出ている石灰岩のかたまり)は丸みを帯びている… |
と言われるけど表面はザラザラ、よく見るとこんなのも |
15:28 14:31の標識のところから500m進んだだけ。 平坦だし、そんなに時間がかかるところではない。 山頂に次いで、ゆっくりしたところです。 |
15:41 岩山方面を振り返る。石(岩)の大小など、バランスのいい写真かと思っています |
15:42 このあたりも羊群原 |
15:45 | 15:58 |
16:15 | 吹上峠にもどって、大平山への「正しい」登山口を確かめ、この日の山行はおしまいです |
この日のYAMAPの軌跡。距離7.5q、上り・下り各526m |
初出:2022.6.8 最終更新: 2022.6.13
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