TOPページ → 山(花)・旅 目次 → ムシカリ峠(三頭山)
今回の4/1〜9の東京旅行の中で、2回(2日)は山に行きたいと思っていた。 山なので天気のいい日に優先的に行く予定でいた。4/6、好天に恵まれた。 あらかじめ候補の山は、初めての三頭山(みとうさん、1531m)に決めていた。 三頭山は東京都だが(桧原村。本州内の都で唯一の村)、登山口まで時間が相当かかる。 鉄道はJR青梅線の拝島駅でJR五日市線に乗り換え、終点・武蔵五日市駅(あきる野市)まで。 そこからバスで75分もだ(この日の急行バスは60分弱だった)。 三頭山なんて、あまり聞かない。多摩川の支流の一つに秋川がある。 「秋川渓谷」はちょっと有名で、その秋川の源流のようなところにある山だ。 山梨県境でもある。秋川沿いに桧原(ひのはら)街道をどんどんバスで上って行ったところが、 登山口でもある桧原「都民の森」だった。 5/2 たっちゃん |
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9:47 出発 |
ケヤキの大木 | 9:53 森林館で登山道の説明を聞き、「あぁ、そうだった」と… |
4/3と4/4の冷雨は実感したところだ。が、山はどうなっているか、 雨で登山道がぬかるんでいないか、中1日あったのでそれほどひどくはないはず。そんな考えをめぐらせただけだった。 三頭山は、標高600m弱の高尾山のような低山ではない。登山口から千m超で、山頂は1531mだ。 平地は雨でも、山は高くなると雪になるのは当たり前だ。「上のほうは積雪30cmはあります」。そうだった! 森林館で、親切な係員の方から、コースの説明があった。これでは山頂まで行くのはとても無理のよう。 そこで、目標をムシカリ峠(1430m)に変更し、それも無理せずに、いつでも引き返す予定で、再出発した。 |
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10:09 森林セラピーロード(大滝の路)を進む | チップが敷き詰めてありふかふかだ |
ダンコウバイ(檀香梅)の花 |
10:39 三頭大滝 | 滝見橋から |
キブシ |
10:54 滝の上流沿いに登っていく |
10:57 |
11:02 カツラ 幹周り 5.7m | 11:22 シオジ(トネリコ属) 幹周り 5m |
11:38 雪が目立ってきた。標高1300mを越えてからだ | 11:44 でも、日なたは溶けていて積雪がない |
11:45 |
12:38 |
12:43 そろそろ限界かと思ったが… |
12:50 先が明るい。斜めに上っていくと、峠はその先すぐではないか… |
12:53 前に登った人の足跡を踏んで上っていく |
12:54 なんとかたどりつけそうか |
12:56 ムシカリ峠はすぐそこだ |
13:01 ちょうど三頭山頂から下りてきた若いカップルに撮ってもらった |
13:04 見えるときは南西方向のはずだが、霞んでいて富士山は見えなかった |
13:05 現在地にあった地図説明板 P(駐車場・バスの終点)→森林館→大滝の路→ブナの路→ムシカリ峠(現在地) |
13:06 ここから三頭山西峰はわずか15分だが(この雪と我々の足では倍の30分かかるかも)、 初めてのところでもあるし、今回はここまで来れたことに満足することにした (ずっと下のほうで「雪で引き返してきた」という女性のソロ登山者にも出会った) |
13:08 じつは、今回の我々の靴はトレッキングシューズで登山靴ではなかった。 上りはなんとかなっても、下りは滑らないか心配していた。実際は、その心配は無用だったが。 トモちゃんはいつも通りストックを使っていたが、僕はノーストックだったこともあり、下りが気になっていた。 ミドルカット以上の登山靴のほうがいいに決まっているが、トレッキングシューズでも防水などは十分なことが今回わかった。 |
13:13 | 13:20 |
13:27 | 雪どけ水 |
13:55 |
14:01 ここで上りのときのコースからはずれ、野鳥観察小屋を経て、「かおりの路」を通ることにした |
14:16 野鳥の声はまったく聞こえず、観察の時季はまだ先のよう | 14:19 標高は1200m台でも日陰のせいか、雪が少し残る |
14:33 |
14:50 高さ30m以上、幹周り5mのモミの木 |
15:00 かおりの路を途中で止めて、森林セラピーロード(大滝の路)に下りる |
15:09 眺望良好。写真中央付近を走っているのが桧原街道 |
15:13 幹まわり 6.7mのトチノキ |
15:19 |
15:20 駐車場(バス停)のところにもどってきた |
YAMAPの記録。距離5.2q。上り621m・下り627m。やや濃い青色は下りで歩いた「かおりの路」など。 |
初出:2022.5.5 最終更新: 2022.5.7
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