鴨池港近くのマンションベランダから望遠ズーム で撮ったのが右の写真(昨年12/6 11:28撮影)。 ネットで調べると、桜島フェリーには 通常コースを離れる「よりみちクルーズ」 (約50分間、600円)というのがあるという。 この写真がそれ。一日1便、鹿児島港11:10発。 灯台をぐるっと回ってから桜島港に向かう。 乗ってみたいと思った。火野正平がたずねた桜島の 「叫びの肖像」モニュメント(「こころ旅」12/14放映)、 も見たい。そこで好天の1/10出かけた。 1/12 たっちゃん |
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10:28 市営バス16番線約45分でフェリー乗り場に着いた後 | 11:07 11:10出港前に隣のフェリーを撮る。桜島フェリーはカラフルでいい |
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11:21 出港11分後。神瀬(かんぜ)灯台の向こうは沖小島(おこがじま) |
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11:28 神瀬(かんぜ)の向こうが2004年8月長渕剛「桜島オールナイトコンサート」会場跡(現:赤水展望広場) |
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11:30 神瀬はビーチと白い灯台(高さ18m)がきれい |
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11:30 右端は県庁。左端からのマンションの連なりが途切れた(低くなった)ところが鴨池港 |
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11:34 赤水展望広場(桜島オールナイトコンサート会場跡地)が比較的近くだ |
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11:35 神瀬の向こうに鹿児島市街地。左端がサンロイヤルホテル。中央が甲突川の河口にかかる橋 |
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11:36 赤水展望広場。中央の東屋まで、後で桜島港から歩いて行く |
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11:36 ほぼ中央が県庁 |
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11:37 名前も場所も「桜島オールナイトコンサート」会場にピッタリ。整地され、ここを7万5千人が埋め尽くした |
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11:42 沖小島(おこがじま、左)も神瀬(かんぜ、右)も小さくなった |
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11:51 まもなく桜島港着 |
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12:12 フェリーを降りて徒歩2分の月讀(つきよみ)神社の説明地図。大正溶岩に埋もれたが、1940(昭和15)年に現在地に再建 |
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12:18 神社からの眺め。国民宿舎レインボー桜島は中央やや左、対岸はもちろん鹿児島市街地 |
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12:32 アコウの木。何もなかった溶岩台地で成長し、こんなにも大きくなった | 12:34 これもアコウ。大正大噴火(1914)から100年以上 桜島の火山エネルギーに負けず劣らず、植物の力もすごい |
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13:01 溶岩探勝路に入ってゆく | 13:06 足湯に人がいない。今は観光地に人がほとんど来ない、ということか。 桜島フェリーの乗船定員は大体600~700人台だが、この日の「よりみち」は僅か30余人だった。 |
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13:15 |
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13:17 ここから「溶岩なぎさ遊歩道」 | 13:25 高浜年尾(虚子の長男)句碑 「溶岩色(らばいろ)を 重(かさ)ねて古(ふ)りて 冬ざれて」 |
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13:31 金子兜太句碑 「黒い桜島 折れた銃床 海を走り」 |
13:35 |
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13:36 草紅葉の遊歩道 |
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13:43 対岸の鹿児島市街地の一住民として思う。目前の桜島にはこんなにもゆったりとした遊歩道がある。 同じ鹿児島市内とは思えないほどで、大事にしていきたい桜島・錦江湾ジオパークの一角だ。 |
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13:43 水平線に浮かぶは沖小島(おこがじま) |
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13:44 | 13:53 藤後左右句碑前 「夏山と 溶岩(らば)の色とは わかれけり」 |
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13:56 いま桜島にいるのに? 海の向こうにまた桜島とは? | 13:59 水原秋櫻子句碑 「さくら島 とどろき噴(ふ)けり 旧端午」 |
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14:02 入り江だった |
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14:12 烏島(からすじま)展望所 「烏島この下に」と刻まれている 烏島は沖合500mのところに浮かぶ小島だった。それが大正大噴火の溶岩流に飲み込まれた |
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14:24 引ノ平川(水無川)にかかる橋 |
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14:29 「叫びの肖像」モニュメント |
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14:30 桜島に向かって叫んでいる |
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14:31 このモニュメントは、赤水展望広場の入口近くにある。 広場の東屋まで、下船後約3.8㎞歩いてきた。 |
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15:04 湯之平展望所より。赤水展望広場発14:41のバス(サクラジマアイランドビュー)に乗ってきた |
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15:07 ここでバスの停車時間が10分弱あった 15:10発、15:25桜島港着でもどる |
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15:36 行きは霞んでいた桜島もくっきり |
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15:38 |
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15:56 鹿児島市街地のほうから |
桜島、再発見! 身近に、楽しめるところがまだまだありそうと思えた一日でした。 帰りは市バス12番線(他に鹿児島交通のバス路線もあります)。 この日の足は徒歩以外、すべて公共交通機関でした。 やがて歳をとって車の運転もできなくなります。そうした人のためだけでなく、 気候危機がより深刻にならないよう、公共交通機関を拡大する必要があると思います。 40年以上前、JR霧島神宮駅からの路線バスで登山口に向かい、霧島縦走などを楽しんだ覚えがあります。 今は100%マイカーです。でも、これからは、気候危機のことを考えるとどうでしょう。 かつての路線バスが見直され、再展開していってほしいと思います。 、 |
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初出:2022.1.12 最終更新: 2022.1.13
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