2ヶ月近く山行と縁がなかった。5/27,28の北九州の貫山や小文字山以来だ。 久しぶりに出かけるとなると、行先はやはり霧島になる。 「♪花はきりしま〜」ではなく、「(花もいい)山は霧島」が南九州山好きの常識だ。 霧島でもどの山にするか。ほとんど考えもなしに、一番ポピュラーな韓国岳に。 じつは韓国岳には5/18に登っている(アップはしていない)。 だが、登ったことをこの文章を書いている、今の今まで忘れていた。 小生はチコちゃんに言われるまでもなく、大体ぼーっとしている。 僕だって韓国岳山頂付近の火口壁近くでは危険なので、ぼーっとしてはいない。 危険個所や下りなどは当然注意するが、山登りは一般にぼーっとしていても 十分に楽しめるものではないか。「していても」ではなく、ぼーっと「する」ことが とても大事ではないかと、今思った。 ぼーっとその時々の自然条件に自分をゆだねる! それが自然にできたら、ちょっとかっこいいかもしれない。 ともあれ、特段のねらいや目的もなくぼーっと出かけた今回の韓国岳は、 なかなかよかった。 その良さが写真にも出ていると思う。 では、ご覧ください。 7/30 たっちゃん |
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8:22 好天で言うことなし! 駐車場は埋まりかけていた。日曜だからか | 8:24 草木は成長し、緑がいっぱいだ |
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アオスジアゲハ | 近くに「マンネンスギ ヒカゲノカズラ科」との説明板あり |
8:40 この森(林)のたたずまいが僕は好きだ |
オトギリソウ | ノギランの花がきれいに撮れた |
9:21 展望所から。左から白鳥山、硫黄山、甑岳。のどかだ |
ほとんど終わっているコガクウツギの花が この時期赤くもなる |
こちらは白いまま |
9:59 五合目から。少しぼんやりしてきた |
10:02 5合目小屋裏。コバノクロヅルの向こうに韓国岳北峰 |
コバノクロヅル | 10:16 5合目で20分近くゆっくりした。ガスが出てきて、青空はもうない。 |
10;39 8合目。大浪池はまだ見えていた |
10:55 山頂着 いつもだと新燃岳や高千穂峰をバックに撮るが、見えなかったので迷わずこうなった |
11:26 火口壁もガスに覆われ始める |
11:41 すぐそこの山頂部も見えずらくなる。では、下山開始! |
11:43 トモちゃんが前の二人に付いて大浪池方向に下りていく。 「そっちを回って帰る?!」と聴くと「嫌!」と言うので、もどってもらった |
11;50 9合目 |
11:52 このあたりで、トモちゃんは「ミスト状態!」と喜んだ。 普通はガスがかかると眺望がなくなるなど がっかりすることのほうが多いが、この日はちがった。 とても涼しかったこの韓国岳だけでなく、下山後のえびの高原でも、 この日は、下界の暑さをしばし忘れることができた。 |
今回よかったことの一つはコバノクロヅルの花の写真をきれいに撮れたこと | ノギラン |
12:09 山トモの I さんと「お久しぶり!」。Yさんもいっしょだった | 12:19 これもコバノクロヅル |
これはノリウツギ。 葉の付き方が対生になっていることがわかるように撮った |
こちらは互生のコバノクロヅル。ノリウツギとの違いを今回はっきり確かめた |
12:31 下山中、5合目手前のノリウツギ |
ノリウツギ | ノリウツギはやはり対生だ |
チダケサシ。桃白色の花 | 葉はこんなでした |
これもチダケサシ。一つ上のとそっくりだけど、別の場所。 | クマイチゴ? 甘みゼロ、うまくなかった |
13:01 朝とちがって、硫黄山がゴオーッと噴煙をあげていた |
オオカメノキ | ノリウツギには装飾花がある。右手に小さくぼんやり白と赤はトモちゃん |
ツクシコウモリの花はまだまだ小さな蕾 |
13:45 ノリウツギ |
これはリョウブの花 |
13:59 この岩、何に見えますか? 僕は矢印、トモちゃんはウサギ |
14:02 駐車場にもどってくる |
14:04 ガスで半分も見えない |
初出:2022.7.30 最終更新: 2022.7.30
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