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散策と団子の厳美渓


2022/10/7



岩手・一関からの観光先というと平泉の中尊寺や毛越寺の他に、
東方角の猊鼻渓(げいびけい)に対して、すぐ西の厳美渓がある。
猊鼻渓は、川下りの船から渓谷美を楽しむところで、3年前に阪急のツアーで行った。

「2019/10/22 猊鼻渓」 は こちら →

そこで、今回は厳美渓である。
栗駒山を源に流れる磐井川(いわいがわ、北上川の支流)の渓谷である。
「石英安山岩質溶結凝灰岩(せきえいあんざんがんしつようけつぎょうかいがん、現地の説明表記)の浸食などによりできたという。
こちらは散策しながら楽しむところだ。以前、テレビで見た「空飛ぶ団子」も味わった。

この日の天気予報は午後から雨で、実際その通りになったが、午前中から昼過ぎまでの散策だったのでよかった。

10/26 たっちゃん




この案内図は後で撮ったものだが、分かりやすいので最初に紹介する。ガラスパークの駐車場にレンタカーを止めた後、
天工橋(てんぐばし)から出発。最初は、30分周遊コース、右岸を歩いて下流の御覧場橋(吊橋)をわたり左岸をもどってくる。
次いで、上流の長者滝橋を経る70分周遊コースを歩いた。意図したわけでなかったが、結果ほぼ8の字を描いたことになったか。



9:49 天工橋からの下流の眺め。
上のほうに薄く、そして小さく吊橋と人が写っている



9:54 右岸から。後で、対岸の崖の上、松の木の下あたりに行った



流れが急であったり…



 …ゆるやかだったり 10:01 御覧場橋(吊橋)から、上流の天工橋方向



10:01 今回の旅、このツーショットをよく撮った



10:03 御覧場橋(吊橋)から下流方向。こちらは深淵。好天だときれいなエメラルドグリーン



見事な桜の木が多い



数百本の桜並木、その季節はさぞかし 10:20



10:25 9:54の写真に写っている崖の上から 10:25



10:36 天工橋にもどって上流を撮る。中ほど手前に甌穴(おうけつ)群



甌穴群をズーム 10:37



10:39 最初に紹介した案内図はここで(赤色の現在位置)で撮った。
ここから70分周回コースに入る前に、巨岩の上を渓谷近くに寄る



10:43 奥には滝も見えるし、このあたりが厳美渓の一番迫力あるところか



10:44 惜(あたら)の滝


10:51 対岸の団子屋さんから籠にのせて届けられる“空飛ぶ”団子だ。
若い女性二人が注文して、運ばれる様子を真剣に動画におさめ、届くと黄色い声を上げていた。



我々も当然注文する。1箱、500円。
これがとても美味かった!
これが見事なのは、揺れる籠の中でも、
紙コップのお茶を少しもこぼさないことだ。
その秘訣は……



シロヨメナ 70分コースは一般の住宅地も通る



ガーデニングのきれいなお庭も撮らせてもらった フジバカマか



クレマチス



ネコノヒゲ



ミゾソバ イヌタデ



11:49 長者滝橋近く



11:50 長者滝橋から上流方向



11:50 



11:56



11:58 だんご屋さん



11:58 桜の木の幹が太



散策の途中、リンゴ園の看板を見つけ、あとでレンタカーで回ってみた。



12:20 さんさ



北斗



12:23 はるか



どれも初めて聞く品種だった。
みなさん、お仕事に出かけているのか、商売っ気のないおばさんが一人だった。
「今は、北斗しかいない」というので、4個入り500円を一袋買った。
僕が写真を撮らせてもらっていると、おばさんが「さんさ」をひとつもいでくれた。
後で、ホテルで食べるとじつに美味かった。「北斗」も帰鹿してから食するとそうだった。






ここまでご覧くださって、ありがとうございました。




2022/10/1 「リベンジ三頭山」 は こちら →    2022/10/3 「山野草の殿ヶ谷戸庭園」 は こちら →


2022/10/4 「世界遺産、平泉の中尊寺・毛越寺」 は こちら →     2022/10/5 「震災遺構・大川小学校」 は こちら →


2022/10/6 「紅葉と霧氷の栗駒山」 は こちら →      2022/10/7 「散策と団子の厳美渓」 は こちら →



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初出:2022.10.26   最終更新: 202210.26
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