もう我慢できない。これ以上…　そんな感じだったか。

そこで自粛せずに県境を越えての旅行に踏み切った。2年ぶりか。

主目的は山登りだが、今は「旅行」という言葉がとても魅力的だ。

国立病院機構仙台医療センター・ウイルスセンター長の西村秀一さんの著書『もうだまされない 新型コロナの大誤解』
（幻冬舎、6月発行）には、大いに力づけられた。「ウイルスは細菌と違い、手指から感染しない」「飲食店のがまん、
必要ですか」「私たちはいつまで、自粛を続けるのですか」「新型コロナは『空気感染』。飲食店のアクリル板などは、
ウイルスが滞留してかえって危険」「たった1回の咳では、すぐに感染するような量のウイルスは出ない」
「手洗いよりもうがいのほうが大切」「ひとが密になっていない戸外ではマスクは不要」等々。

僕らの旅先は、熊本・阿蘇。2泊3日。

13年前、2008年3月に、南阿蘇外輪山を俵山峠から地蔵峠まで縦走している（10�q弱。シェルパの山行）。
その前年、2007年12月の長崎・雲仙普賢岳が最初で、県外の山歩きは２回目だった。
以後僕らは山にはまっていった。

初日のこの俵山は、その思い出の山だ。

俵山峠からのピストンは距離の点でも、標高差の少なさや歩きやすさから登山入門コースと言われている。

年齢を相当重ねてきた僕らにピッタリだ。

では写真をご覧ください。