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桜島 2201

2022/1/10


鴨池港近くのマンションベランダから望遠ズーム
で撮ったのが右の写真(昨年12/6 11:28撮影)。
ネットで調べると、桜島フェリーには
通常コースを離れる「よりみちクルーズ」
(約50分間、600円)というのがあるという。

この写真がそれ。一日1便、鹿児島港11:10発。

灯台をぐるっと回ってから桜島港に向かう。
乗ってみたいと思った。火野正平がたずねた桜島の
「叫びの肖像」モニュメント(「こころ旅」12/14放映)、
も見たい。
そこで好天の1/10出かけた。

1/12 たっちゃん



10:28 市営バス16番線約45分でフェリー乗り場に着いた後 11:07 11:10出港前に隣のフェリーを撮る。桜島フェリーはカラフルでいい



11:21 出港11分後。神瀬(かんぜ)灯台の向こうは沖小島(おこがじま)



11:28 神瀬(かんぜ)の向こうが2004年8月長渕剛「桜島オールナイトコンサート」会場跡(現:赤水展望広場)



11:30 神瀬はビーチと白い灯台(高さ18m)がきれい



11:30 右端は県庁。左端からのマンションの連なりが途切れた(低くなった)ところが鴨池港



11:34 赤水展望広場(桜島オールナイトコンサート会場跡地)が比較的近くだ



11:35 神瀬の向こうに鹿児島市街地。左端がサンロイヤルホテル。中央が甲突川の河口にかかる橋



11:36 赤水展望広場。中央の東屋まで、後で桜島港から歩いて行く



11:36 ほぼ中央が県庁



11:37 名前も場所も「桜島オールナイトコンサート」会場にピッタリ。整地され、ここを7万5千人が埋め尽くした



11:42 沖小島(おこがじま、左)も神瀬(かんぜ、右)も小さくなった



11:51 まもなく桜島港着



12:12 フェリーを降りて徒歩2分の月讀(つきよみ)神社の説明地図。大正溶岩に埋もれたが、1940(昭和15)年に現在地に再建



12:18 神社からの眺め。国民宿舎レインボー桜島は中央やや左、対岸はもちろん鹿児島市街地



12:32 アコウの木。何もなかった溶岩台地で成長し、こんなにも大きくなった 12:34 これもアコウ。大正大噴火(1914)から100年以上
桜島の火山エネルギーに負けず劣らず、植物の力もすごい



13:01 溶岩探勝路に入ってゆく 13:06 足湯に人がいない。今は観光地に人がほとんど来ない、ということか。
 桜島フェリーの乗船定員は大体600〜700人台だが、この日の「よりみち」は僅か30余人だった。



13:15



13:17 ここから「溶岩なぎさ遊歩道」 13:25 高浜年尾(虚子の長男)句碑
「溶岩色(らばいろ)を 重(かさ)ねて古(ふ)りて 冬ざれて」



13:31 金子兜太句碑
「黒い桜島 折れた銃床 海を走り」
13:35



13:36 草紅葉の遊歩道



13:43 対岸の鹿児島市街地の一住民として思う。目前の桜島にはこんなにもゆったりとした遊歩道がある。
同じ鹿児島市内とは思えないほどで、大事にしていきたい桜島・錦江湾ジオパークの一角だ。



13:43 水平線に浮かぶは沖小島(おこがじま)



13:44 13:53 藤後左右句碑前
「夏山と 溶岩(らば)の色とは わかれけり」



13:56 いま桜島にいるのに? 海の向こうにまた桜島とは? 13:59 水原秋櫻子句碑
「さくら島 とどろき噴(ふ)けり 旧端午」



14:02 入り江だった



14:12 烏島(からすじま)展望所 「烏島この下に」と刻まれている
烏島は沖合500mのところに浮かぶ小島だった。それが大正大噴火の溶岩流に飲み込まれた



14:24 引ノ平川(水無川)にかかる橋



14:29 「叫びの肖像」モニュメント



14:30 桜島に向かって叫んでいる



14:31 このモニュメントは、赤水展望広場の入口近くにある。
広場の東屋まで、下船後約3.8q歩いてきた。



15:04 湯之平展望所より。赤水展望広場発14:41のバス(サクラジマアイランドビュー)に乗ってきた



15:07 ここでバスの停車時間が10分弱あった
15:10発、15:25桜島港着でもどる



15:36 行きは霞んでいた桜島もくっきり



15:38



15:56 鹿児島市街地のほうから





桜島、再発見! 身近に、楽しめるところがまだまだありそうと思えた一日でした。
帰りは市バス12番線(他に鹿児島交通のバス路線もあります)
この日の足は徒歩以外、すべて公共交通機関でした。

やがて歳をとって車の運転もできなくなります。そうした人のためだけでなく、
気候危機がより深刻にならないよう、公共交通機関を拡大する必要があると思います。

40年以上前、JR霧島神宮駅からの路線バスで登山口に向かい、霧島縦走などを楽しんだ覚えがあります。
今は100%マイカーです。でも、これからは、気候危機のことを考えるとどうでしょう。
かつての路線バスが見直され、再展開していってほしいと思います。







ここまでご覧くださって、ありがとうございました。





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初出:2022.1.12   最終更新: 2022.1.13
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