秋川(あきがわ)は東京(下流は神奈川県との境)を流れる多摩川の最大の支流だ。清流と言われる通り、水がとてもきれいに透き通っていた。 東京の西部、下の地図にある「あきる野市」あたりとさらに西の「檜原(ひのはら)村」を流れるところを秋川渓谷と呼ぶそうだ。 今回はスタート地点だったが、JR五日市線の終点・武蔵五日市駅前から、2年前(2022年)バスに1時間ほど揺られて檜原村にある 「都民の森」に着き、そこから三頭山(みとうさん、1531m)に登っている。そのとき駅・観光案内コーナーで秋川渓谷のリーフレットを入手した。 たのしそうなハイキングや散策のコース紹介があり、実際車窓から、ところどころ美しい渓谷も見られたので、是非来たいと思ったものだ。 そう思ってから2年は早いのか、遅いのか。いや早くも遅くもなく、いい頃合いかもしれない。 思ったらすぐに行動に移していたのはだいぶ前のことで、また今、思いだけで行動がまったくともなっていないわけでもない。 山歩きもいいが、年をとってくると街中により近いところの自然探索は、安心感が全然違う(途中「熊出没注意」の看板がとても多かったが)。 花木も、この季節は山中よりも、人々の暮らしが近くにあるところのほうが多いかもしれない。そして美味しい食事処もある。 11/1(金)、休暇をとった娘もいっしょに、のんびり、ゆっくり、薄曇りの中、のどかな渓谷散策を楽しんだ。 最後は、秋川渓谷「瀬音の湯」(大人1000円)。この温泉は素晴らしく、アルカリ泉質でつるつる、とても気持ちよかった。 では、写真をご覧ください。 11/28 たっちゃん |
||||
YAMAPの記録は距離7.4km、上り219m、下り194mだったが、じつは最後まで記録されず、実際は西にもう少し進み、 もどってきて「瀬音の湯」入浴後、「十里木」のバス停まで歩いているので、距離は8㎞以上にはなる。 |
9:54 JR武蔵五日市駅 | 9:58 写真中央が秋川橋 |
9:59 ここから渓谷散策コースの始まり | 10:02 秋川橋から上流を望む。この少し上流の広い河川敷はバーベキューランドだ |
10:08 | 10:09 あゆみ橋を向こうに渡る |
ヤマゴボウ | 10:25 秋川は釣も相当楽しめるという | 魚種も豊富でシラサギも狙っている |
10:26 春は桜並木がきれいとのこと | 何?ギク |
10:33 民家の門構えに味がある | 10:38 二人が見つめているのは? |
10:39 「ワンコ岩」と勝手に命名。向こうの橋は小和田橋 | 橋を渡って広徳寺を目指したが… 10:52 なんかおかしい。道を間違え、引き返すことに |
11:07 ダイダイが鈴なり | 11:09 ナンテンの赤い実と軽自動車 |
10:10 イヌタデ(アカマンマ)の向こうに立ち並ぶ小ぎれいな住宅 | ボタンクサギ |
11:15 この時期に咲くので「十月桜」かと思ったけど、枝垂れだし、そうではなさそう |
11:21 佳月橋から上流を望む |
同じく橋の上から。きれいに透き通っていて、小石一つひとつが見えるほど |
11:24 河原に下りてみた | 夏場だといっぱい川遊びもできそう |
11:35 この日の最高気温は20℃くらい。暑くも寒くもなく、気持ちよく散策できた | クサギ |
12:01 「黒茶屋」のフリースペース(野外テラス「水の音」)に下って行く途中。川砂まで見える |
12:07 僕らはここでおやき(一個130円)をいただきながらくつろいだ (4人は別のお客さん) |
その上流。紅葉の時はさぞキレイ |
12:19 左手の青い橋は沢戸橋。右手は城山(434m。戸倉城跡)。 あきる野市街地を一望できるという。 当初この近くまでバスで来て、この城山に上ることを考えていたが、 駅からすぐ歩く「秋川渓谷」散策に変更した |
橋上から。水の流れはどこまでもきれいだ |
12:30 食事処着。美味い蕎麦だった | でも、それより感心したのは、庭先で食事した頭上がキウイでいっぱいだったことだ。 店主によると苗木から4年ほどだと。それでこの鈴なりだ(ゴールデンキウイだって) |
13:46 また道をまちがった(行き止まり) | 13:51 こっちがコースだ |
13:52 この橋の名前はわからない | 13:53 今日6個目の橋の上から |
13:56 | 14:00 | 14:02 |
14:04 |
14:22 いっすい(一穂)のこんにゃく | 娘のところにもどって食べたが、とても美味かった |
14:24 落合橋 | 14:38 行き過ぎてしまった |
14:43 もどって下の案内板を確かめると、 「瀬音の湯」はほとんど消えかかっていた (これじゃわからず、行き過ぎてしまうのも仕方ない) |
14:46 長岳橋を渡って上ると「瀬音の湯」だった |
14:59 温泉に入る前に吊橋・石舟橋(いしぶねばし)にて その時の動画はこちら → |
16:52 温泉の後、バス停に向かう途中、石舟橋を振り返る |
初出:2024.11.28 最終更新: 2024.11.29
「たの研」内沢達のホームページ