3年前に、相当早くから準備をして行こうとしていたが、僕の足痛など行けなくなった。 今回は当初まったく頭になかった。 たまたま6月27日BSフジの「絶景百名山」を見たからだ。 NHKBSの「百名山」の録画も見直して、「やっぱり白山はいい! 行こうか」となった。 全然計画的じゃない。ほとんど思いつき。 翌28日室堂センターに宿泊の予約をした。 出発日が近づいてくると気になるのは天気だ。 予報は芳しくない。迷うことしきりだが、「そのときはそのとき」と言い聞かせる。 実際22日、金沢に来てみると天気はよくなく、曇天・小雨だ。 翌23日の予報は雨で、はっきりと悪い。山沿いは相当に荒れるという。 2日前に「北陸地方は梅雨明け」の発表があったというのに。でも、そう言っても始まらない。 電話すると室堂センターも「明日は無理しないほうがいい」と言ってくれるほどだった。 それで予定を一日延ばした。 おかげで、金沢市内観光が実質1日半できた。 さて24日、未明、目覚めると道路はやや湿っぽい感じだが、濡れてはいない。 雨は前夜早くに上がったか。曇天だ。予報が「一時雨」くらいなら登れそうだ。 4:45頃ホテルを出て、5:30金沢駅東口発の白山登山バス・別当出合行きに乗った。 では、続きを写真でご覧ください。 8/2 たっちゃん |
8:05 平地は曇天だったけど、山は弱雨。 7時半過ぎに登山口・別当出合(1260m)に着き準備、雨具で出発 |
8:06 砂防新道コースに入っていく吊り橋前 |
「ヤマアジサイ 」だと思ったけど、図鑑に出てこない? | 何ショウマ? |
9:29 雨は上がった。不動滝はもっと上のガスの中 | サンカヨウの実 | センジュガンピ |
ヨツバヒヨドリ | 9:49 ダケカンバ |
同右 | オオバミゾホオズキ | 同左 |
キヌガサソウ | カニコウモリ | ショウジョウバカマ |
11:00 | ミヤマキンポウゲ | 同左 |
テガタチドリ | 11:04 甚之助避難小屋 コースタイムはここまで 2時間20〜30分だが、 我々は 3時間、ゆっくり登山だ |
クルマユリ |
ミヤマアキノキリンソウ | ヨツバシオガマ |
花は咲いていないけど・・ | オトギリソウ | ゴゼンタチバナ |
ヤマハハコ | 11:52 室堂まで残り2km 別当出合(登山口)から4km。3分の2、登った |
マイヅルソウ |
登山道脇の小さな池(水たまり)のサンショウウオ(写真中央) | 頭部が葉っぱに隠れている |
ウラジロナナカマド |
モミジカラマツ(葉の形がモミジ。 花は雨に濡れてくっついている) |
メタカラコウ |
ミヤマダイモンジソウ | もっともっとたくさんの群生もあったが、きれいな写真はこれ! |
ハクサンフウロ | コイワカガミ | 前日の登山道は川のようだったって |
カラマツソウ | シモツケソウ | 同左 |
奥や白っぽいのはヤマブキショウマか? | ミソガワソウ |
12:55 延命水。途中の中飯場(なかはんば)や 甚之助避難小屋の水も、とても美味しく 白山登山は空のペットボトルを持っていくといい、と思った |
ハクサンフウロ再登場 | 13:08 黒ボコ岩(2320m) ずっとガスの中登山。 眺望はないけど暑くなくていい |
弥陀ヶ原のコバイケイソウ |
同上 |
アオノツガザクラ |
弥陀ヶ原のウラジロナナカマド |
13:19 ちょっとガスが晴れ、雪渓が見えた |
ミヤマキンバイ | 同左 |
ベニバナイチゴ | チングルマ | 同左 |
13:26 青空が・・・ |
13:45 青空が広がってきて、山頂(御前峰・ごぜんがみね 2702m)まで見えるようになった |
13:50 室堂センター(2448m)着 コースタイム 4時間0〜20分のところ、 我々は5 時間45分( 6 時間近く)も。 そんなに時間がかかるほどコースが大変だったわけではない。標高差1200m弱を登り、距離6kmを歩くだけ。 何時までに着かなきゃいけないということもなかったので、写真をたくさん撮りながら(ここまでで約 300枚)、ゆっくり登山した。 水場(3箇所)やトイレ(2箇所)もよかったし、登山道の整備がすばらしかった。 段差のあるところなど、平たく小岩が敷き詰められていて、じつに歩きやすかった。 至れりつくせりの白山を実感! |
15:00から、室堂平の自然観察会に参加した。 | ||||
クロユリの雄花 | 両性花 |
クロユリの群生 |
ハクサンコザクラの群生 |
トモちゃんが一番好きな高山に咲く花だ |