山登りは朝が早い。だいぶ慣れてきた。シェルパ鹿児島店に時間を確認する。 「明日は5時集合でしたね?」「違います。5時出発!です」。なるほど。この日、僕らは10分前に着いた。 「感心」と自分たちをほめてやりたかったが、すでにみなさん、おそろい。4時58分出発。もちろんまだ暗い。 ガイドブックには「九州山地の真っただ中」とか「九州山地最奥」とある。山また山のなかの山といった感じか。 標高はものすごくあるというほどじゃないし(五勇山1622m、烏帽子岳1691m)、登山口からの標高差も850mほどだから、 山じたいがめちゃ大変ということはないが、行き着くまでの道のりの大変さにまず感心した。 高速を人吉で下り、フルーティーロードを走る。下左の最初の写真が水上村ほいほい広場(トイレ休憩)だ。 市房ダムに上って行く手前で左折、県道142号(上椎葉湯前線)を進む。だんだん道が狭くなり、高度が上がっていく。 途中、「白水の滝」とか「大つり橋」といった看板が目につく。球磨川源流のひとつで、とてもきれいなところらしい。 この県道を熊本県側から宮崎県側に越えたのだが、その峠を不土野(ふどの)峠という。標高1040メートル。高い! そこから椎葉村に下って行った。今、地図を見ると日向椎葉湖の西の端っこあたりをさらに西に進んだところ、 耳川の支流・水無川沿いの萱野(かやの)が登山口である(標高800数十m)。 (2009/10/12) |
↑ 6時32分。水上村「ほいほい広場」にて。絶好の登山日和!ではないか |
↑ 8時10分過ぎ登山口着。3時間15分もかかったが、 それでも行きは順調だった。早速、準備体操。 |
↑ 登りはじめて、すぐに渡渉 |
↑ 水無川っていうけど、水量豊富 トモちゃんはちょっとこわかったという |
↑ しばらく杉林をジグザグに登っていく。足元はやわらかく歩きやすい |
↑ 高度が上がっていくとこんな感じ。急登はほとんどなく、やっぱり歩きやすい |
↑ ガマズミの実 |
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↑ 紅葉が始まっています |
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↑ 2時間50分かけて(コースタイムは2時間30分)五勇山・山頂着 南を遠望。右手一番奥の三角が市房山。少し曇ってきた |
↑ 五勇山・山頂のすぐ先に右手・国見岳、左手・烏帽子岳の標識 |
↑ 「あるばい」! 熊本弁の案内がたくさんありました |
↑ 足元は悪くないんだけど、クマザサが顔にあたって・・・ |
↑烏帽子岳に向かう途中、北側の展望。 熊本県の最高峰・国見岳(1738m) |
↑ 紅葉がきれい! |
↑ 黄葉のじゅうたん |
↑登ってきた五勇山。左端の標高1500mくらいのところで尾根にでたと思う。 |
↑ 一大シャクナゲ群落だ |
↑ 烏帽子岳山頂へ、最後の登り!と思ったが・・・ |
↑ あとちょっとだけど、まだ先があった |
↑ 烏帽子岳山頂より、南の展望。中央一番奥が市房山 |
↑ 美味しい昼食後の集合写真(+たっちゃンがこの日のメンバー) ハマちゃんはじめ、みなさんのおかげです。感謝します。 この日もとっても楽しい山行ができました。 |
↑ 午後1時半すぎ、下山開始です |
↑ 烏帽子岳山頂をふりかえります |
↑この尾根道は、ご覧のとおりクマザサが刈りこまれていて歩きやすい |
↑ まゆみの実です |
↑ 黄葉前の緑もきれいだね |
↑ どれだけの巨木か、タラさんに横に立ってもらいました |
↑ カマツカの実 |
↑ 地面です。何の葉っぱでしょうね。キイチゴの仲間、 コバノフユイチゴ(マルバフユイチゴ)と言うんだそうです。 |
↑ またちょっと上り。トモちゃんいわく。 「下るんだったら、下りに徹してくれないかな〜」。そうはいきません |
↑ 烏帽子岳から南に尾根を下る途中、ほぼ真東を写しています。 真ん中一番奥、左が向坂山、その右となりが白岩山、その右ずっと 平らに続くのが霧立越、その右(写真右端手前)が扇山だと思います |
↑ 左の写真とほぼ同じ方角です。 真ん中の木の幹を中心にして その左右の枝の間の遠景が霧立越です |
↑ 五勇山山頂と烏帽子岳の中間あたりの展望岩からの大パノラマです。 遠く市房山、石堂山、左手のほうにはうっすらと尾鈴山も見えているとのことです。 |
↑ 最初の水無川渡渉場面です。 僕も写っていてうれしいです。 ← この日のルート図です。もちろん上が北です。 ↓ 下の写真が烏帽子岳から南に下ってきて この日登ってきた五勇山や烏帽子岳を ふりかえったところです。 |
最終更新 : 2012.4.22
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