昨年(2011年)は行けなかったので、2年ぶりの夏山遠征だ。 ツアーではなく、「タツ&トモ」二人だけの遠征は初めてだ。 二人だけで行っても危険じゃなく、かつスケールの大きい山旅が楽しめそうなところ。 立山縦走(立山三山、真砂岳、別山)はずっと第一の候補だった。 天候その他で二度日程を変更したが、天気(予報)もいい。 8月15日朝1便で大阪・伊丹空港に飛ぶ・・・・・ 久しぶりに山の写真を紹介できること、とってもうれしいです。 立山の後は、白馬に行って来ました。 あわせてご覧いただけますと本当に幸せです。 2012/9/8 たっちゃん |
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10:45 新大阪発10:46「特急サンダーバード」15号で富山へ | 11:39 琵琶湖の西岸(湖西線)を行く | ||
![]() 15:56 すごい急勾配の立山ケーブルカー 15年前、初めてのパック旅行で立山アルペンルートを通った時 も乗った。11月初旬で、上の室堂は一面の銀世界だった。 |
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![]() 16:40 室堂着5~6分前。「そーめん滝」という。 称名滝同様、バスはいいところで停ってくれる。 この滝の上が地獄谷で、 われわれが泊まる雷鳥荘はその横だ。 |
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16:10 美女平からはバス。 落差日本一と言われる称名滝 |
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17:05 ミクリガ池。室堂ターミナルから10分ちょっと。 立山連峰はガスの中だ。 |
翌朝、16日 6:45 の ミクリガ池。 やっぱりガスが立ち込めている。 |
ガスの立山。そう名づけたいほどだ。 天気(予報)がいい、ということでこの日にやってきた。 ところが、昨夕も今朝もこんなんだ。未明に目が覚めトイレにいったとき、 早起きの人が「夜中は少し星空が見えていたけど、今は全然! 今日はダメかも」と言った。 すばらしい眺望を楽しみにしてきたから、残念だ。 天気が悪いというわけでは決してない。下界はだいたい晴れだ。山には雲が湧き、ガスが充満している。 自然だから仕方がないとはいうものの、「これから登るぞ!」といった気持ちにはならない。 前夜に頼んで朝食をお弁当にしてもらっているので受け取り、6時半すぎに足取りも重く雷鳥荘を出発した。 |
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室堂は 7:24 出発。さらにガスが重く深い。 気乗りしないので、早朝の室堂ターミナルで時間を使ったり、 玉殿湧水(この水は本当に美味しかった)のところで 弁当の朝ごはんを半分くらい食べた。 |
7:56 今年は残雪が多めだとか |
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ヤマハハコ | クモマグサ |
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ミヤマキンポウゲの群生 | オンタデ(ミヤマイタドリ) |
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イワツメグサ |
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8:36 一ノ越山荘着。この山荘でも20分以上時間つぶし | 9:21 雄山への急登。 標高が高くなってきて、お菓子が入った袋がパンパン。 二人とも久しぶりの高山で少し頭痛がした |
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10:19 雄山山頂の社務所前。すごい濃霧だ。 右上に写っていいはずの神社の鳥居も見えない。 朝食の残りの弁当を食べる。ポットにお湯を入れてきていて インスタント味噌汁もいただく。これ、美味しかった。 |
10:50 さてどうする? 何も見えないんだけど、 立山三山の最高峰・となりの大汝山までは とりあえず行こうとなった。 |
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11:19 大汝山山頂(後方の丸っこい岩)の下 | 11:32 山頂(3015m)。若者のようにこの岩の上には 立たない(立てない)。不思議なもので何も見えなくても 山頂(最高点)に立つと嬉しくなる。二人とも笑顔だ。 この日 ここで、ようやく登山モードに。 「戻らずに、眺望ゼロでも縦走(周回)する!」 決めた! |
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11:58 富士ノ折立(後方ガスの中、2999m)はパスして、左下に下る |
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12:11 あきらめるとなんと眺望が。後方右手は内蔵助カール |
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12:14 富士ノ折立からの下りを振り返ると青空も少し |
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12:15 下(室堂)の方も見えてきた |
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上の写真の真ん中上の方をトリミングして拡大 この写真では、やや右下がりとはいえ、左上に室堂ターミナル、真ん中にミクリガ池、右下に雷鳥荘(白っぽい地獄谷の下)というように ほぼ横に並んでいることにご注目! 立山縦走が周回コースであることが上からの眺めでもやがて確かめられる |
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12:30 12:11の写真ではまだ全部を見せてくれなかった真砂岳(2861m) |
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12:31 内蔵助カールをバックに |
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12:46 またガスが立ち込めてきた | 13:37 眺望が期待できない別山山頂(左上方向)は登らずに 巻き道を行く |
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13:58 別山(左手)を過ぎると青空が広がってきた(山腹に今通ってきた巻き道が見える) |
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14:16 別山乗越手前のピークで。この日一番の眺望! (写真も一番大きい) 中央奥が右から雄山、大汝山、富士ノ折立、その手前が真砂岳。別山はさらに左手でこの枠には写らない。 |
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14:20 剱岳と劔沢。上と同じピークで昼食を食べたり、20分くらい粘ったが、剱岳は全容までは見せてくれなかった。 |
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右手、真砂岳山頂から東に伸びる稜線上に内蔵助山荘がある。 ご来光といい、後立山連峰の眺めなど、サイコーらしい。左手奥の形のいい山は赤沢岳(2677m) |
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14:24 同じピークから。室堂ターミナル、ミクリガ池、雷鳥荘が対角線上に並んでいる |
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14:46 別山乗越から雷鳥坂を下り始めたところから。 室堂ターミナル、ミクリガ池(池はほとんど見えない)、雷鳥荘がほぼ縦に並んでいる |
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チングルマ | ミヤマリンドウ |
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15:24 雷鳥坂をどんどん下る。左上から真砂岳の稜線を下ってきて、写真真ん中をおりてくる「大走り」のコースがわかる |
![]() ハクサンイチゲ |
![]() ナナカマドの紅葉が始まっていた ![]() |
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イワイチョウ |
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ミヤマトウキ |
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ミヤマキンバイ |
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![]() アキノキリンソウ |
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コバイケイソウの大群落 |
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16:11 雷鳥沢に下りてきた | ヤマガラシ(ミヤマガラシ) |
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16:13 雷鳥沢からのこの眺め、いいね~ |
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16:33 左上の別山乗越(上はガスがかかっている)を下ってきて、キャンプ場を経由し、雷鳥荘まで少し上る |
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16:36 | 16:44 雷鳥荘前着。 |
立山縦走(周回)はこれでおしまい。 出発からおよそ10時間! そんなにかかるの? と思われるかもしれませんが、 我々の場合はだいたいコースタイムの5~6割増し。 急ぐ必要もないとこうなってしまいます。 僕の携帯の万歩計は21500歩を記録。 2万歩を超えたのは初めてだ。 |
翌 8月17日 |
白馬への移動日。すごいいい天気だ。 前夜は満天の星空。ものすごく大きな流れ星も見られて、ちょっと感激! |
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8:05 昨夕はガスがかかっていた別山乗越もはっきり。一番高く見えるピークで前日一番の写真を撮っている。 その右手二つ目が別山だと思う。 |
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8:10 東に太陽があるので逆光気味だが、立山三山がきれい |
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8:13 北西に奥大日岳(2605m)。この3日間で初めて顔を出してくれた。右は雷鳥荘。手前がリンドウ池 左手の煙は地獄谷から |
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9:10 立山を映すこれぞミクリガ池。左手にある「みくりが池温泉」でソフトクリームを食べたり、朝からくつろぐ |
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キオン | タテヤマリンドウ | ウサギギク |
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9:37 すごい好天と思ったけど、そこは夏山、やっぱり雲が湧いてくる |
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11:23 黒部ダムで遊覧船に乗ろうとしたけど、 1時間以上の待ち時間だったので、やめた。 |
11:44 ダムの放水 |
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11:46 立山を黒部湖側から見上げる |
このあと、扇沢、信濃大町を経て、白馬八方へ。 信濃大町駅の立ち食いそば(わさびそば一杯420円)はサイコーに美味しかった。 |
最終更新: 2012.10.9
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