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 行縢山・大崩山(宇土内谷コース)  2010/5/1〜2


この山行の一週間前の土日に、親父山・障子岳・古祖母山・本谷山・笠松山を縦走した(シェルパ主催)。
車を回すだけでもどれほど時間がかかったことか(キョウちゃん、ご苦労様でした)。
祖母山系の奥深さに驚いたものだ。

今度もそうだった。宮崎県北部の山塊の広がりがいかに大きいものか。

行縢(むかばき)山は、延岡市の北西わずかなところにあり、
市民にとって憩いの場、格好なハイキングコースのようにも言われている。
たしかに日本の滝百選になっている名瀑もあって、そうだと思う。

でも、山頂の雄岳だけでなく、県民の森を経て、雌岳まで回ると、
これはハイキングではない。なかなかの山登りだ。

さて、その行縢山雌岳の樹間から、大崩山が見える。
そう遠くないところなのだが、下山して、国道218号にもどり、鹿川(ししがわ)渓谷に入って
宿の山荘にたどり着くのに1時間半もかかった。

そこから、翌朝、大崩山登山口まで、さらにバスで30分。
登山にとりかかる前にこれだけかかるんだから、やはり大変な山塊だ。

今回の宇土内谷コースで、初めて大崩山を体験することができた。
大崩山自体、またすぐにでも来たいと思っただけでなく、
周辺に素晴らしい山がたくさんあることもわかった。
楽しみがいっぱいできた。

行縢山を案内してくださったキー坊さん、素晴らしいアケボノツツジの群生だけでなく
下って大崩山独特の岩峰も見せてくれた「くどー」リーダーにとくにお礼を申し上げます。

山楽会の同行のみなさん、今後とも、トモちゃんともどもよろしくお願いします。

たっちゃん

(2010/5/17)
 


第1日(5/1)



↑ 9:48 行縢山が見えてきた
ハヤサカさんの車から
左が雄岳(830m)、右が雌岳(809m)


↑ 10:17 行縢神社にお参りしてから、いよいよ。
僕は「無神論者」だから、お参りはしない。
いや、行ってもどってくるのが面倒なだけ(笑)。


↑ 10:40 行縢川を渡る(この後も何度か)



↑ 10:53 滝見橋にて



↑ 11:11 キー坊さんの先導で滝下までやってきた



↑ 行縢ノ滝は日本の滝百選にも選ばれている名瀑



↑ 新版『九州百名山』(山と渓谷社、初版2002年)118ページには
「水量は多くないが、垂直に落ちる行縢ノ滝」という写真説明がある。
どうしてどうして、さして雨が降ったわけでもないのに
大変な水量ではないか。



↑ モデルになってくださってありがとう

↑ リーダーにもモデルをお願いしました。
落差77mの名瀑がバック。空も青い


↑ 11:54 行縢川の流れはとてもきれいだ

↑ 12:40 行縢山(雄岳 830m)山頂着
新版『九州百名山』には「展望はすばらしい」とある。


↑ 確かに素晴らしい。南東側。この日はかすんでいたが、
そうでなければ、延岡市街や日向灘の眺めは最高だろう




↑ さっそく記念写真
エノケンさん、とっかえひっかえのファッション、よかったですよ〜
「自然と大地から、直にパワーをもらう」も素晴らしかった。



↑ 東も雌岳(809m)の向こうに可愛岳(727m)が見える。
しかし、北側の眺望はなかった。同じく新版に「北側には、
桑原山、大崩山などの大崩山地が展開する。展望を楽しんだら
往路を引き返そう」とある。いくら「テンカイ」していても、
雄岳山頂からは北側の展望はない! のだから、
こういう書き方はないと、たっちゃんはひとこと言いたくなる。



↓ (・・・右上の続き)けれど、めったなことで人やものにあたってはいけません。気持ちよく毎日をすごしましょう。
(たっちゃん、わかりましたか?)




↑ 雄岳山頂での全員集合写真です。キー坊さんがいいカメラで三脚を使って撮りました。
山楽会HP掲示板に5/3にアップされました。とてもいい写真なので、お願いして、
転載のご了解をいただきました。ありがとうございます。





↑ 13:12 昼食後。山頂直下の岩峰テラスに降り立っているではありませんか。




↑ その数がどんどん増えてくる。怖くないのかな〜
のぞき込むときは、そう、腹ばいになると少し安心だ

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↑ そ、そんなとこで危ないよ〜。でも悠然と。スゴイね




↑ 14:12 県民の森を経由して、雌岳に向かう


←↑ 行縢山にはフジツツジがいっぱいあった




↑ 14:28 県民の森  木漏れ日の中を行く






↑ 15:12 雌岳山頂(809m) ローアングルから




↑ 雌岳山頂は眺望がなく、北に少し移動して樹間から




↑ 15:39 雌岳を下り始めて20分強か、一箇所北側の眺望のよいところがあった。
中央やや右に一番高く見えるのが翌日登った大崩山(1644m)。
中央やや左は鬼の目山(1491m)。この写真では大崩山の隣に並んで見えるが、
じつは相当手前にある。



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↑ 15:55 大崩山などを遠景に、行縢ノ滝だ




↑ 15:59 オンツツジ

↑ 16:06 ハイノキ



↑ 16:39 雌岳の岩壁の上のほうだけ夕日があたる




↑ 16:48 ギンリョウソウ


17:00過ぎに登山口にもどってきた。
第1日目は7時間弱の山歩きでした。


↑ 18:12 宿に向かう途中、車窓から、比叡山の岩壁



↑ 18:47 鹿川(ししがわ)山荘着
夕食は20:00から。鹿肉の刺身がなかなか美味しかった。
猪なべの最後の雑炊が出汁がきいていてとても美味しかった。





第2日(5/2)





    
↑ 7:13 登山口出発
(山荘は6:30にバスで出発)



↑ 7:35 林道を20分ほど歩いて、杉林の中へ


    
↑ 8:09 尾根に出るとさっそくアケボノツツジの歓迎



↑ 8:16


    
↑ 8:27 写真中央は鹿納山(鹿納坊主1567m)




↑ 8:35 アケボノツツジはこのあたりまでは結構咲いていた。
けれどこの先、標高が上がるにしたがって、
まだまだ蕾状態だった。

    
↑ 9:25 分岐 山頂までもうすぐのところで、
山頂には向かわず、この後リンドウの丘に下る


↑ 9:48 傾山(1602m)
初めから方角的にそうだろうとは思ったものの、
形がそれらしくないで、? だった。
南側から見ると感じがだいぶ違うんだ


↑ 10:05 岩峰がみえてきた。中ワク塚の上に人が立っている




↑10:19 リンドウの丘着。テラスでみんな写真を撮りやっこした。
  

↑ 僕らも撮ってもらった


↑ 10:22 縁からだいぶ離れている
安心、安全がいい


  
↑ 10:39 上ワク塚にいっぱい人が登っている

↑ 10:43 ミサちゃんは縁いっぱいまで平気だ





↑ 10:55 早い昼食を終えて
遠景左手の一番右端が五葉岳(1569m)。その左隣がお姫山。
写真は、お姫様たち! 





↑ 11:03 山トモと山で再会!
ハヤサカさん、美味しいワインをごちそうさま。
2日間車の運転も、ありがとうございました。





↑ 12:07 山頂手前の石塚からの北側の展望。遠景、中央(尾平越)やや左は祖母山。
その左は、親父山や古祖母山。中央やや右は本谷山。(4/24、25に歩いた)
本谷山の斜め下、手前のトンガリは鹿納山。



↑ 同所から遠景。上の写真の右側も入れ、さらに右側の眺め。
やはりトンガリ鹿納山の右上が本谷山。その右、なだらかに下ってきて少し上った感じのところが
笠松山(手前、お姫山)、その右、前に五葉岳があって見えない九折越(つづらごえ)。
右端は傾山。

↑ 同所から西側の眺め。真ん中から右手前にかけての尾根がこの日上ってきたルート。
後景、左に釣鐘山(1395m)、右に日隠山(1544m)、その右手後方の遠景が
山頂の形からも二ツ岳(1257m)。




↑ 12:13 山頂




    
↑ 12:15



↑ 12:26 下りの石塚から。真ん中はもちろん傾山


    
↑ 13:18 職場でお世話になっています。これからもどうぞヨロシク!

↑ 13:26 帽子もピンク




        
↑ 13:27 名残惜しいので、アケボノツツジを少し大きく


↑ 14:09 登山口にもどってきた。
二日目も7時間弱でした。





ご覧くださってありがとうございました。



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最終更新 : 2012.4.24
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