11月2日に叔父が亡くなった。85歳。小さい時からかわいがってもらい、大変世話になってきた。で、北海道・旭川に飛んだ。 通夜の折、大休寺(だいきゅうじ。曹洞宗。旭川市5条5丁目)住職の永井賢史(ながいけんし)さんが、晩唐の詩人・杜牧の 七言絶句を紹介した。叔父が檀家の世話人をしたり、漢詩もたしなんでいたからだが、この季節にピッタリだった。 杜牧の「山行」と題する詩の最後は、「霜葉紅於二月花」だ。 「霜葉(そうよう)は二月の花よりも紅なり」 霜のおりた紅葉は2月の桃の花よりもずっと赤くきれいだ。そんな意味だそうだが、11月初めにしてすでに十分に寒い 北海道旭川の紅葉は、こんなにも赤くなるのかと思うほど、とてもきれいだった。 2013/11/18 内沢 達 |
11/3 旭川駅の裏手(南側)を流れる石狩川の支流・忠別川。こちらはクリスタル橋から。写真は氷点橋。 アーチは一つ向こうの新神楽橋。中ほどから右手は神楽岡公園 |
神楽の住宅地の紅葉(黄葉) |
実家前の通り(左手が北海道教育大学旭川校) | ナナカマドの紅葉と赤い実 |
黄色はイチョウ |
キャンパス構内。白樺 | この黄葉は? |
何モミジだろう。すごい赤だ |
桜の葉っぱもこんなに赤い |
実家の桜の紅葉 |
11/5 朝 大休寺 |
11/5 午後 新札幌駅手前。連休で旭川空港の便が取れそうになく、千歳空港からシニア空割りで帰ってきた |
初出 : 2013.11.18
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