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TOPページ → イベント報告 → オープンキャンパス2005「虹は七色か六色か」



すごくいい時間だった!


2005年鹿大教育学部オープンキャンパス

「虹は七色か六色か」



たっちゃんは、「たのしい授業への招待」と題して、7年連続、オープンキャンパスで授業を担当してきています。
今年のテーマは「虹は七色か六色か」。
2003年夏に発刊された板倉聖宣さんのミニ授業書『虹は七色か六色か ─ 真理と教育の問題を考える』(仮説社、600円)をプリントしての授業です。
大学生に大好評の授業です。わずか1回90分の授業で、高校生にも十二分に楽しんでもらえることが実証されました。


8月5日(金)におこなわれ、参加者は過去最多で、事後のアンケートは計325人分が集約されました(昨年は307人)。高校生の学年別の参加者数は、3年生が157人、2年生が153人、1年生が13人(その他学年不明2人)でした。


授業の「たのしさ」についての5段階評価は、次の通り。

5 とてもたのしかった   156人
4 たのしかった       146人
3 どちらともいえない    19人
2 つまらなかった       3人
1 まったくつまらなかった  0人
(記入忘れが他に1人)


この日はテレビ各局の取材もあり、午後6時台のローカルニュースで流れました。高校生がインタービューに笑顔で「すごくたのしかった!」「すごくいい時間だった!」などと答えているのが特に印象的でした。
(じつは、たっちゃん、ニュースを見逃していたのです。10日ほど経ってから、鹿児島ビデオの橘さんが「見ましたか?」とダビングテープを持ってきてくださったので見ることができました(KTS・KKBの分)。橘さん、ありがとうございました。)


以下に、十数人分の感想文を紹介します。
参加した高校生のみなさん、ありがとうございました。
1・2年生は、来年もまた参加してください。
3年生とは、来年、大学の授業でお会いすることができるのを楽しみにしています。



来年もまた来たい 
ALTの先生にも虹は何色か尋ねてみたい



☆たっちゃんの鳴らしてくれたチャイムの音からはじまった授業は、本当にたのしかった!! 来年もまた来たいと思います。「発言しない自由が自由の第一歩」って言葉、うちの学校の先生にもぜひ教えてあげたいです。おこられますかね??(武岡台高校2年)



★今日の授業は一体となっていてとても楽しいでした。あっという間に時間が過ぎました。「世界一受けたい授業」みたいだった。虹について、今まであまり気にしなかったことをいろいろと考え、楽しめてとてもいい時間でした。大学は楽しいところで、早く大学生になりたいと思いました。私は、興味のあることを追求するのだと思うと、わくわくします。私は、知らなかったことを知るのはとっても好きで、子どものように喜びます。もし先生になれたとしたら、自分の生徒に、ひとつでも多くのことを教えてあげたいと思います。たっちゃんのように・・・・。(鹿児島高校2年 Kさん)



☆講義の名前の通り、とても楽しい授業でした。虹の色のことは今までずっと七色だと思って、深く考えたことはありませんでしたが、今日の授業で驚くことがたくさんありました。さまざまなことに目を向けて考えてみるとおもしろいんだなあと思いました。今日はたっちゃんの授業を受けてすごくよかったです。ALTの先生にも虹は何色か尋ねてみたいと思います。(川辺高校3年)



★最初、私には教育学って難しそうというイメージがあったのですが、「虹」という親しみやすいテーマで、たっちゃん(笑)がわかりやすく講義してくださったので、おもしろかったです!! 私は「虹は七色だ」(世界共通)と思っていたのですが、見てみると七色には見えませんでした。驚きました。人や国や時代によって違うこともわかりました。聞きごたえのある講義、ありがとうございました!!(宮崎大宮高校2年)



☆普段疑問に感じたとしても流されてしまうようなことを、こうして追究していくことに大学らしさを感じた。学校の授業では決して感じられないおもしろさがここにあるんだな、と感じた。授業の初めに感じた疑問点が一時間後には、はっきりしていることが楽しい!! はやく大学生になってこんな講義を受けたいです♪♪♪(屋久島高校2年 Tさん)



知的好奇心で取り組む 新幹線で来たかいがあった!


★普段の生活で気にもとめていなかったこと、当たり前だと思っていたことも、探究してみると驚くべき結末が見い出せるのだなと思いました。この世に当たり前のことなど一つもない。そうとらえると小さなことから大きなことまで、全ての現象が不思議に包まれていることに気づきます。様々なことにどれだけ自分の心から興味・関心を引き出せるかが、学習をするうえで一番大切なのだと思います。私は、どんなことも知的好奇心で取り組んでいけば、力を伸ばすことができると思います。今日は私にとって新しい見方を発見でき、とてもいい経験になりました。内沢さん、楽しい講義、ありがとうございました。(鹿児島実業高校2年 Aさん)



☆大学の授業→難しい言葉ばっかり・・・というイメージがなくなった。教室に座っているだけなのに、ビデオや資料のおかげで、いろんなところに行っている気分になれた! たっちゃんの授業は勉強だけでなく、生き方についても考えさせられて、楽しかったです。これからも頑張ってください。(宮崎県立都城泉ヶ丘高校2年)



★「虹は何色に見えるか?」なんて、考えたことがありませんでした。「虹は七色に決まってる」という勝手な思い込みからです。でも実際、今日の講義のなかで写真やビデオを見て、自分には六色にしか見えなかったので、あせりました。内沢さんの授業は、本当に楽しかったです♪ 八代から新幹線で来たかいがありました(笑)。(熊本県立八代高校1年)



☆虹の色とかは気にとめていなくて、「七色」と言われて「そうか七色か」というふうに納得していました。だけどよく見ると、私には五色に見えました。高校は、数学とか英語とか、難しいし、授業中あてられると緊張してしまうけど、たっちゃんの授業はおもしろいから眠くならないし、聞き入ってしまいました。高校の授業もこんなだったらいいのにな〜 大学の授業は90分もあって大変そうだけど、こんなだったら私も大丈夫だと思いました。今日はありがとうございました。大学生の方々もありがとうございました。(鹿屋高校3年 Yさん)



虹が七色に見える人は少ない 「常識」が打ち砕かれた


★私たちは「虹は七色」ということを当然のことと思っていましたが、それは絶対ではないということを知り、とても驚きました。実際、7色に見えた人は少なかったようで、私には、赤・黄・緑・青の4色にしか見えませんでした。各国の虹にまつわる話もたくさん学べ、とても楽しい、とてもためになる授業でした。(加治木高校3年 Nさん)



☆私は、虹は、日本人が「7」が好きだから、「6」より「7」のほうがロマンチックだから、と無理矢理7色としたのかと思ってました(「ラッキーセブン」とか「たなばた」とかあるし・・・)。偉い人でも間違うこともあるということが実例としてわかって、自分も似たような間違いをしていないか考えました。こういう授業、大好きです。ありがとうございました♪♪(国分高校3年 Nさん)



★虹は、「七色だ」と思っていながらも、いつも「七色も見えないよな」と思っていたので、楽しかった!! 資料もいっぱいで、わかりやすかったデス! ニュートンは強引だなと思った(笑)。(甲南高校2年 Sさん)



☆虹の色数が日本人とアメリカ人の常識で違うことに驚いた。私は今まで常識的に7色だと思っていたが、確かに目で見ると、7色も見えない。それは、「虹が薄いから」とか、「色の識別があやふやだから」と思っていたが、この、7色という常識は、ニュートンが少し無理やりに作ったということに、びっくりした。常識だけを信じてはいけないなと思った。(錦江湾高校3年)



★自分のなかで「虹は七色」という当たり前と思っていた考えが見事に打ち砕かれた授業だった。実際に数えたこともないのに「虹は七色」という概念を知らず知らずのうちに持っていた。この授業のなかで、写真や映像で数えてみると7色と違う。「その他」の人の意見に共感した。確かに虹にははっきりとした境はなく、色が2つあれば、その2色を混ぜた色があるはずである。この授業を通して、このような、自分のなかで当たり前と思っていることが実際はどうなのかということを調べてみたくなった。(鹿児島中央高校3年 Mくん)



大学の授業はたのしい? 学びたいことが見つかった!


☆虹についていろいろと考えさせられた。私は虹は七色だと思っていました。でも、アメリカや他の国では、六色だったり、五色や四色だったりすることを知って、なんだかとてもおもしろかったです。いろんな考え方があって、不思議だなぁーと思いました。大学の授業はもっと難しいものかと思っていたけど、とても楽しくて、大学に行きたくなりました!!!(鳳凰高校2年 Yさん)



★いつもの高校で受ける退屈で眠たくなるような授業とは全然違って、タッチャンの授業はとてもおもしろくて、分かりやすくて、授業を自ら受けたいと思う気持ちがあふれてきました。私も先生になることができたら、内沢さんのような、パワフルな先生になりたいです!! 感性豊かな先生になれると思いました。(鹿児島純心女子高校2年 Gさん)



☆私は昔、家族で「虹は何色か」ということについて話したことがあります。そのときの結論は、「その国の言語が表現できる色の数によって決まる」でした。しかし、今日、この授業を受けて、また考えが変わりました。だから私にとっては、とても興味深い授業で、90分がとても短く感じられました。この大学に行きたいという気持ちも強まりました。本当にありがとうございました。(鹿児島玉龍高校3年 Mくん)



★最初「虹は七色か六色か」という題を見て、「何?」って思ったけど、とてもおもしろい授業だった。4人の学者の間違いからニュートンまで、いろんな角度から虹の色数のことを考えるのは楽しかったし、もっと考えてみたいと思った。私も「虹は七色だろう」と思っていたけど、それは固定された考えだったのかなと思った。大学の授業がこんなに楽しいと思わなかった。大学に入るのが楽しみになった。(鹿児島中央高校3年 Tさん)



☆虹についていろいろと考えてみて、今まで色のことを調べたりしてみたことがなかったので、勉強になりました。大学の授業は高校と全然違って自由で開放的だなぁと感じました。なにか勉強の原点みたいな感じで、させられる勉強とは全く違うものだと思いました。大学で学びたいことも見つかったのでよかったです。また内沢さんの授業を受けてみたいです。ありがとうございました。(鹿児島玉龍高校3年 Mさん)



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最終更新 : 2012.5.2
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