ひどい曇天や雨天でもない限り、だいたいいつも見えている。鹿児島市鴨池新町のわが家から、 対岸の大隅半島ほうに、高隈山が。ところが僕はその西はじの横岳(1094m)と、こちらからは妻岳の陰になっていて見えない 鹿屋市側の御岳(1181m)に登ったことがあるだけで、縦走の経験がなかったのはもちろん、 主峰の大箆柄岳(おおのがらだけ、1236m)にも縁がなかった。 トモちゃんは、すでに縦走を2度、大箆柄岳→御岳の縦走と御岳→横岳の縦走(いわゆる「南部縦走」)を体験している。 僕はそのとき体調が悪かったり、日程に都合がつかなかったからだが、今回とうとう実現した。 それも大箆柄岳→白山という一番長い縦走だ。とても満足だ。山の旅企画室(シェルパ鹿児島店)の主催。総勢22人。 リーダーのハマちゃんのGPSでは、距離が12.9q、総上昇量(累積標高差+)1175m、総下降量(累積標高差−)1482m。 登山開始は8:08、下山は16:38 だから、ちょうど8時間半。デジカメ写真から時間を確かめると、大箆柄山頂で9分、 スマン峠で昼食時に25分休んでいるものの、他の何回かの休憩は各山頂もほんの数分で、 実質7時間半くらいとにかく歩きに歩いた。 トモちゃんの携帯の万歩計は、3万歩を超えた(僕は2万7千)。最後、白山からは相当な早足で下った。 山行から時間がたってしまうと、「もう、パス!」と止めてしまいがちだが、 これはいくら遅くなってもホームページにアップしたかった。 この間仕事が忙しく (これでも給料分は十分に働いている!笑)、なかなかアップできなかった。 何度も「まだか、まだか」とクリックされた方もいらっしゃるかもしれません。裏切り続けてごめんなさい。 同行のみなさん、お待たせしました。ようやくアップできました。 どうぞ、ご覧になってください。 楽しかった3/19をふりかえってみましょう。 4/9 たっちゃん |
↑ 7:58 ストレッチを入念に |
↑ 垂桜登山口から縦走コースのほぼ真ん中の妻岳を望む |
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↑ 8:08 出発 9:01 → ウエハラさんは長身で足が長く、かっこいい! |
↑ 9:18 ダテちゃん、今日も快調! マサちゃん、写真では小さくなっちゃった 五合目展望所にて ← 9:19 マスダさんの足取りも軽い! 最後尾はキョウちゃん |
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↑ 五合目展望所からの眺め。桜島と七岳(ななたけ、手前) |
↑ 対岸の薩摩半島を望遠で。左手奥にうっすらと野間岳。右手は金峰山 |
↑ 後で行くよ。左から双子岳、平岳、横岳、白山 |
↑ 10:14 逆光でブナのシルエットが素晴らしい |
↑ 10:17 山頂手前。スズタケがすごい。 大箆柄の「ガラ」はスズタケの意らしい。 「スズタケがいっぱい」が山名の由来かな? |
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↑ 10:25 大箆柄岳(おおのがらだけ)山頂(1236m)にて中野さんご夫妻。今夏の遠征はどちらですか? |
↑ キョウちゃんに撮ってもらった。ありがとうございました。 |
↑ 10:30 みなさんイイ笑顔! 山は僕らの表情を自然にしてくれる |
↑ 今日後半の縦走コースを望む。左から妻岳(1145m)、双子岳(1107m)、平岳(1102m)、横岳(1094m)、白山(793m) 平岳の上にうっすら開聞岳が見える。その左、双子岳(右側)の上に指宿の知林ヶ島 |
↑ 10:32 山頂でもう一枚撮ってから出発 |
↑ 10:34 まっすぐスマン峠に向かう 左下に下ると高隈渓谷キャンプ場方面。 ダテちゃんは、そっちから2度ほど登ったという。 |
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↑10:35 左手奥が御岳(1181m)。その手前が小箆柄岳(1149m)、その横を通って、真ん中の妻岳、それから右手に双子岳、平岳、横岳と縦走していく |
↑ 11:26 スマン峠着 これより昼食 |
↑ 12:02 ちょっとしたアーチだ |
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↑ 12:08 ぱっと見て、ショウジョウバカマだと思ったが、 ではなさそうだ。そこで帰ってからお師匠さんの教えを乞う。 これは、同じ仲間(属)だが九州の」山地に多い ツクシショウジョウバカマ(筑紫猩々袴)と言うんだって |
↑ 12:17 妻岳・御岳分岐 下山してから、ハマちゃんが次は 「御岳往復も入れて完全縦走しよう」と言った。 望むところだ。ついでに小箆柄岳往復も加えたらいい。 な〜んちゃって! |
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↑ 12:27 この先、妻岳の最後は相当な急登 |
↑ 12:45 妻岳山頂にて。 僕が今春見たマンサクらしいマンサクはこれだけか |
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↑ 12:46 妻岳山頂から下り始め。これから双子岳、平岳、横岳と縦走していく。 横岳から右下に稜線を見ていくと、ずっと下っていって、小さいけどまたポコって上がったところがある。 僕は、これまた近くなのに行ったことがない。刀剣山(635m)ではないか。 |
↑ 12:51 上から眺める鳴之尾牧場 ピントが甘いのが残念! |
↑ 12:58 第2グループトップのトモちゃんは下りが遅くなりがち。優しく待ってくれた先頭グループの面々 |
↑ 13:13 双子岳山頂の標識は、二つとも「1107m」だった。 13:18 双子岳からの下りには、ロープもあった → |
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↑ 13:59 平岳への上り 結構な急登だ。 |
↑ 14:07 平岳(山頂は14:05)を下って、横岳(写真中央)に向かう |
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↑ 14:33 横岳山頂より縦走路をふりかえる。左手一番高いのが大箆柄岳、次が小箆柄岳だけど登ってはいない (縦走路から往復30分、ずれている)。写真中央がスマン峠、その右、見事に三角に尖っているのが妻岳、 その手前が双子岳、そして右手が平岳(その向こうに重なって見えるのが御岳)。 |
↑ 14:39 横岳山頂(1094m) ヨシコさん、ダテちゃんといっしょに。これから800m弱下る |
↑ 対岸の薩摩半島。真ん中にうっすらと開聞岳。左手、指宿の知林ヶ島 |
↑ 14:44 |
↑ 15:10 |
↑ 15:34 最後のピーク 白山(793m) |
↑ 15:42 白山神社着 |
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↑ 15:45 ヨシコさんの笑顔が素晴らしい アセビのはながいっぱい → |
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↑ キイチゴの花には違いないと思った。お師匠さんによると 「ナガバモミジイチゴ」(キイチゴ属)だそうです。 |
↑ 16:02 林道に出た |
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↑ 16:11 また森の中。緑がいいね。 |
↑ 16:19 また林道だ。でもおしまいじゃありません。 |
↑ 16:26 杉植林帯を通って |
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↑ 16:38 はい。バスが迎えに来てます。 おしまいです。お疲れ様でした。満足でした! |
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↑ この写真は 2008/2/18 7:14 大箆柄岳山頂左手から日の出のときのもの。 今回の山行の高いところはだいたい写っているのではないか。 |
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最終更新: 2012.4.26
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