TOPページ → 山(花)・旅 目次 → 長崎市・HTBほか
JR九州の「アクティブ65」(65歳以上であれば15000円で、3日間九州内、新幹線、特急などを乗り放題)を使って 長崎市、佐世保ハウステンボス(HTB)、太宰府、博多の小旅行を楽しんだ。 小雨と曇天で天気は良くなく、またトモちゃんが1週間前から風邪、僕は半年ぶりに脊柱管狭窄症というように 体調も良くなかったが、小旅行とはいえ、そこはやっぱり旅だからこそのウキウキ、楽しかった。 1日目昼前に長崎について、新地中華街で昼食。その後、「出島」観光。 「さるく」ボランティアガイドの方たちが熱心に説明してくれた。 いつもなら初めから写真をどんどん撮っているはず。 だが、雨のせいもあったか、初めその気に全然ならなかった。 ようやく撮った1枚が下にある大浦天主堂前。1枚撮ると、あとはいつもの感じに。 こうしてホームページにまとめておこう思うほどの分量になった。 (この10倍くらい、静止画は350枚以上撮っている) 天気が悪くても関係ないか、長崎の夜景はきれいだった。 HTBのイルミネーションはとてもきれいだった。 では、ご覧ください。 1/30 たっちゃん |
15:41 大浦天主堂 | グラバー亭の前の石畳のなかに |
日本初の西洋料理のレストランだった旧自由亭の2階喫茶室より 稲佐山と長崎港を望む。下の屋根はグラバー亭 |
16:44 グラーバー園の一番高いところ(グラバースカイロード・第2ゲート近くの展望広場)からの眺め |
17:15 眼鏡橋 | ここにもハートが・・・ |
20:45 稲佐山の中腹・稲佐山観光ホテル屋上より。モナコ、香港、長崎。世界「新」三大夜景!ですって |
旅のいいところのひとつはよく歩くことだと思う。 せっかく来たのだから「そこも見ておきたい」と思って足を運ぶ。 脊柱管狭窄症。僕の場合は、立っているときや歩いたり身体を動かしているときは問題ない。 いつも必ずというほどではないが、椅子に座っていると左足の方が痛くなったりしびれたりする。 狭くなった脊柱管がその神経につながるところを圧迫している。 身体を動かしていると痛くもかゆくもないので、ますます歩こうとする。 一日目は途中携帯の万歩計を見ると8500歩だった。最後見忘れちゃったがおよそ10000歩くらいだろう。 2日目。この日は一番歩いた。長崎駅前からバスで20分ほど風頭(かざがしら)山まで。そこからずっと龍馬通りなどを下ってきて 長崎駅に戻ると8000歩。そして午後・夜は佐世保のハウステンボスだ。歩きに歩いて計21000歩になった。 |
長崎市は今も昔も路面電車が大活躍! しかも120円と安い | 風頭公園の龍馬像(1989年建立) |
10:22 風頭公園からの眺め |
龍馬のブーツ像。みんなこうするらしい | 亀山社中記念館にて。亀山社中は「龍馬伝」のセットよりだいぶ狭い |
11:20 また眼鏡橋に。このあと長崎駅に向かう | 石垣のどこにありますか? |
14:46 ハウステンボス駅着は午後1時半すぎ | 壁や床に描かれた絵なんだけど、座っているよう |
おじさんの背丈に定規をあててください | 巨大なシャンデリア。1840年にフランスで製作されたとか |
17:59 イルミネーションの点灯は17:50 |
18:07 観覧車から |
18:10 パレードも観覧車から撮った |
18:17 | 18:25 |
電飾の色が瞬時に変わる → |
18:26 芝生は波打つようだった | 18:34 地上80mの展望室より |
18:35 650万球の光のアートガーデン (HTB全体では1000万球) |
観覧車付近。上のほうに小さく 右下の レインボーフラワーガーデンが見える | 18:45 「光の宮殿」に向かう途中 |
19:00 パレスハウステンボス 「光の宮殿」 庭のイルミネーション ここは音楽(交響曲)に合わせて電飾が点滅したり、色が変わった。 動画あり! しかし、残念かな |
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20:36 レインボーフラワーガーデン |
20:55 右の建物の壁面が動き出すかのような「3D」映像イルージョンもあった。 動画に撮っていても、ここでの貼り付け方がわからず、紹介できない。 どなたか教えてください。 |
3日目、午前JRハウステンボス号で福岡へ向かう | 太宰府天満宮・参道の「やす武」で昼食 2度目、ここの「ざるそば」は最高にうまい! |
太宰府の目的は九州国立博物館の「ボストン美術館」展 平安末期から江戸末期までの日本美術のコレクション。なかなかだった |
天満宮の梅の開花はもうすぐだ |
天満宮から博物館への行き帰りに通る | 虹のトンネル |
3日目もよく歩いた(17000歩)。午前はハウステンボス内を歩いて駅まで。 お昼にJR二日市駅で降り西鉄二日市駅まで徒歩(これは10分ちょっとですぐ)。西鉄電車で太宰府へ。 天満宮参道や九州国立博物館はもちろん歩き。 その後天神に。夕刻、岩田屋のデパ地下2Fで軽食をとり(適当なコーナーがあった)、小旅行最後の楽しみに向かう。 夜、アクロス福岡で「三三、歌丸、小三治」の落語があった。 演目はそれぞれ「佐々木政談」「紙入れ」「死神」で、どれも面白かった。トリの小三治は、 「ここはオペラかな。とても落語をするようなところじゃないね」と言ってみんなを笑わせ、始めた。 なにしろ会場は名前もシンフォニーホール。2階どころか3階席まであり、全席で1800を超える。 僕らは1階だったけどずっと後ろのほう。用意していった双眼鏡が活躍した。 面白かったけど、僕は脊柱管狭窄症だ。座っているとふくろはぎが痛い。指圧しながら聞いた。 午後6時半に始まって、ちょうど3時間、終わったのが9時半。 「アクティブ65」は新幹線(みずほは除く)の指定席も取れる。博多21:52発を予約していた。 「あと22分しかない。間に合うか?」 これに遅れて22:27発みずほ自由席で帰っても、鹿児島中央着はほんの少し遅いだけなのだが… こういうとき、なぜか間に合おうと必死になる。 席が後ろだったので、すぐ会場を出ることができ、トモちゃんの手を引きながら急ぎ足で地下鉄天神駅に向かう。 駅のコインロッカーに預けておいたスーツケースを持ち出し、地下鉄に飛び乗る。 駅は三つ目。車内放送で、博多駅は新幹線乗車口へは前方がいいことがわかったので、電車内でも移動。 着いてからは、半分走ったに近い。最後は少し余裕があって、出発30秒前に乗車。 65歳(すぐに66)だけど、自分のこと、すごく元気だと思う。 今度の小旅行、とても楽しかったけど、うれしくないこともあった。 西鉄太宰府線で若者が席をゆずってくれた。 感心な若者だと思うけど、うれしくない。僕はそんな年じゃないと思っているからだ。 西鉄はまだいい。ゆずってくれたのは若者だ。 長崎の路面電車では、僕と年齢がそう変わらなそうな人がゆずってくれた。 降りてから、トモちゃんは「たっちゃんはそう言うけど、あの人は結構若いよ」だって! 二重にうれしくないではないか。 今まで席をゆずることはあっても、ゆずられたことなど一度もなかった。 「そんな自分になっているんだ」と素直に受け入れることが大事なのかもしれない。 こんな駄文にも付き合ってくださって、ありがとうございました。 感謝します。 |
上の写真は、1/27 南日本新聞会館ホールでの「柳家花緑独演会」の終了後です。 花緑は以前も一度聞いていて(2006/12/4)とても面白く、そしてファンサービスがすばらしい!と思う。 100人以上か、快くサインに応じ、こういうふうに写真にもおさまってくれた。 独演会なので、「つる」「夢金」「竹の水仙」といっぱい聞けた。 さて、僕の脊柱管狭窄症、今度は席に座っていられなかった。 短い前座の話を聞いているうちに早くも痛くなり、花緑が出てきてからは後ろで ほとんど立って聞くことになった。 アクロス福岡のときよりも、さらに痛くなっているのだ。 でも、これは治る前兆ではないか。 昨年7月のときはしびれだった。しびれがものすごくひどくなってきたなと思ったら、 それを最後に、間もなく、なくなった。 今回もそういう展開を期待して、毎日のストレッチとウィークデーのジム通いを続けています。 最後までご覧くださり、大変ありがとうございました。 1/30 内沢 達 |
初出: 2013.1.30
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