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長崎市、ハウステンボスほか

2013/1/21〜23


JR九州の「アクティブ65」(65歳以上であれば15000円で、3日間九州内、新幹線、特急などを乗り放題)を使って
長崎市、佐世保ハウステンボス(HTB)、太宰府、博多の小旅行を楽しんだ。

小雨と曇天で天気は良くなく、またトモちゃんが1週間前から風邪、僕は半年ぶりに脊柱管狭窄症というように
体調も良くなかったが、小旅行とはいえ、そこはやっぱり旅だからこそのウキウキ、楽しかった。
1日目昼前に長崎について、新地中華街で昼食。その後、「出島」観光。
「さるく」ボランティアガイドの方たちが熱心に説明してくれた。

いつもなら初めから写真をどんどん撮っているはず。
だが、雨のせいもあったか、初めその気に全然ならなかった。
ようやく撮った1枚が下にある大浦天主堂前。1枚撮ると、あとはいつもの感じに。
こうしてホームページにまとめておこう思うほどの分量になった。
(この10倍くらい、静止画は350枚以上撮っている)

天気が悪くても関係ないか、長崎の夜景はきれいだった。
HTBのイルミネーションはとてもきれいだった。

では、ご覧ください。

1/30 たっちゃん




15:41 大浦天主堂 グラバー亭の前の石畳のなかに


日本初の西洋料理のレストランだった旧自由亭の2階喫茶室より
稲佐山と長崎港を望む。下の屋根はグラバー亭


16:44 グラーバー園の一番高いところ(グラバースカイロード・第2ゲート近くの展望広場)からの眺め





17:15 眼鏡橋 ここにもハートが・・・


20:45 稲佐山の中腹・稲佐山観光ホテル屋上より。モナコ、香港、長崎。世界「新」三大夜景!ですって


旅のいいところのひとつはよく歩くことだと思う。
せっかく来たのだから「そこも見ておきたい」と思って足を運ぶ。
脊柱管狭窄症。僕の場合は、立っているときや歩いたり身体を動かしているときは問題ない。
いつも必ずというほどではないが、椅子に座っていると左足の方が痛くなったりしびれたりする。
狭くなった脊柱管がその神経につながるところを圧迫している。
身体を動かしていると痛くもかゆくもないので、ますます歩こうとする。

一日目は途中携帯の万歩計を見ると8500歩だった。最後見忘れちゃったがおよそ10000歩くらいだろう。
2日目。この日は一番歩いた。長崎駅前からバスで20分ほど風頭(かざがしら)山まで。そこからずっと龍馬通りなどを下ってきて
長崎駅に戻ると8000歩。そして午後・夜は佐世保のハウステンボスだ。歩きに歩いて計21000歩になった。




長崎市は今も昔も路面電車が大活躍! しかも120円と安い 風頭公園の龍馬像(1989年建立)


10:22 風頭公園からの眺め




龍馬のブーツ像みんなこうするらしい 亀山社中記念館にて亀山社中は「龍馬伝」のセットよりだいぶ狭い





11:20 また眼鏡橋に。このあと長崎駅に向かう 石垣のどこにありますか?




14:46 ハウステンボス駅着は午後1時半すぎ 壁や床に描かれた絵なんだけど、座っているよう




おじさんの背丈に定規をあててください 巨大なシャンデリア。1840年にフランスで製作されたとか


17:59 イルミネーションの点灯は17:50


18:07 観覧車から


18:10 パレードも観覧車から撮った




18:17 18:25




電飾の色が瞬時に変わる 




18:26 芝生は波打つようだった 18:34 地上80mの展望室より


18:35 650万球の光のアートガーデン (HTB全体では1000万球)




 
観覧車付近。上のほうに小さく 右下の レインボーフラワーガーデンが見える     18:45 「光の宮殿」に向かう途中 







19:00 パレスハウステンボス 「光の宮殿」 庭のイルミネーション
ここは音楽(交響曲)に合わせて電飾が点滅したり、色が変わった。
動画あり! しかし、残念かな



20:36 レインボーフラワーガーデン


20:55 右の建物の壁面が動き出すかのような「3D」映像イルージョンもあった。
動画に撮っていても、ここでの貼り付け方がわからず、紹介できない。
どなたか教えてください。




3日目、午前JRハウステンボス号で福岡へ向かう 太宰府天満宮・参道の「やす武」で昼食
2度目、ここの「ざるそば」は最高にうまい!




太宰府の目的は九州国立博物館の「ボストン美術館」展
平安末期から江戸末期までの日本美術のコレクション。なかなかだった
天満宮の梅の開花はもうすぐだ




天満宮から博物館への行き帰りに通る 虹のトンネル


3日目もよく歩いた(17000歩)。午前はハウステンボス内を歩いて駅まで。
お昼にJR二日市駅で降り西鉄二日市駅まで徒歩(これは10分ちょっとですぐ)。西鉄電車で太宰府へ。
天満宮参道や九州国立博物館はもちろん歩き。
その後天神に。夕刻、岩田屋のデパ地下2Fで軽食をとり(適当なコーナーがあった)、小旅行最後の楽しみに向かう。

夜、アクロス福岡で「三三、歌丸、小三治」の落語があった。
演目はそれぞれ「佐々木政談」「紙入れ」「死神」で、どれも面白かった。トリの小三治は、
「ここはオペラかな。とても落語をするようなところじゃないね」と言ってみんなを笑わせ、始めた。
なにしろ会場は名前もシンフォニーホール。2階どころか3階席まであり、全席で1800を超える。
僕らは1階だったけどずっと後ろのほう。用意していった双眼鏡が活躍した。
面白かったけど、僕は脊柱管狭窄症だ。座っているとふくろはぎが痛い。指圧しながら聞いた。

午後6時半に始まって、ちょうど3時間、終わったのが9時半。
「アクティブ65」は新幹線(みずほは除く)の指定席も取れる。博多21:52発を予約していた。
「あと22分しかない。間に合うか?」
これに遅れて22:27発みずほ自由席で帰っても、鹿児島中央着はほんの少し遅いだけなのだが…
こういうとき、なぜか間に合おうと必死になる。

席が後ろだったので、すぐ会場を出ることができ、トモちゃんの手を引きながら急ぎ足で地下鉄天神駅に向かう。
駅のコインロッカーに預けておいたスーツケースを持ち出し、地下鉄に飛び乗る。
駅は三つ目。車内放送で、博多駅は新幹線乗車口へは前方がいいことがわかったので、電車内でも移動。
着いてからは、半分走ったに近い。最後は少し余裕があって、出発30秒前に乗車。

65歳(すぐに66)だけど、自分のこと、すごく元気だと思う。

今度の小旅行、とても楽しかったけど、うれしくないこともあった。
西鉄太宰府線で若者が席をゆずってくれた。
感心な若者だと思うけど、うれしくない。僕はそんな年じゃないと思っているからだ。
西鉄はまだいい。ゆずってくれたのは若者だ。
長崎の路面電車では、僕と年齢がそう変わらなそうな人がゆずってくれた。
降りてから、トモちゃんは「たっちゃんはそう言うけど、あの人は結構若いよ」だって!
二重にうれしくないではないか。

今まで席をゆずることはあっても、ゆずられたことなど一度もなかった。
「そんな自分になっているんだ」と素直に受け入れることが大事なのかもしれない。

こんな駄文にも付き合ってくださって、ありがとうございました。
感謝します。




上の写真は、1/27 南日本新聞会館ホールでの「柳家花緑独演会」の終了後です。
花緑は以前も一度聞いていて(2006/12/4)とても面白く、そしてファンサービスがすばらしい!と思う。
100人以上か、快くサインに応じ、こういうふうに写真にもおさまってくれた。
独演会なので、「つる」「夢金」「竹の水仙」といっぱい聞けた。

さて、僕の脊柱管狭窄症、今度は席に座っていられなかった。
短い前座の話を聞いているうちに早くも痛くなり、花緑が出てきてからは後ろで
ほとんど立って聞くことになった。

アクロス福岡のときよりも、さらに痛くなっているのだ。
でも、これは治る前兆ではないか。
昨年7月のときはしびれだった。しびれがものすごくひどくなってきたなと思ったら、
それを最後に、間もなく、なくなった。

今回もそういう展開を期待して、毎日のストレッチとウィークデーのジム通いを続けています。

最後までご覧くださり、大変ありがとうございました。

1/30 内沢 達



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初出: 2013.1.30
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