初めての北アルプス」と書くとなんか格好がよさそう!? 「南」や「中央」だったら行ったことがあるというわけではない。 どこであれ「アルプス」なんていうところはこれまで縁がなかった。「初の三千メートル級」でもある。 この「初の」も事実そうなのだが、「二千メートル級」なら経験がいっぱいあるわけではもちろんない。 昨年(2008年)夏、父の13回忌で帰省した折に大雪山の旭岳・間宮岳に登ったのと 31年も前(1978年)に妹夫婦といっしょの十勝岳があるだけだ。 2009年8月21日朝鹿児島を出発し中部空港をへて夕方上高地に着く。 バスターミナルから河童橋を渡って間もなくホテルというところで雨が降り始めた。 夜中も雨音が止まなかった。ところがどうだ! 翌22日朝になると雨が上がっていてとてもイイ天気ではないか。 それから、ずっと好天に恵まれ素晴らしい初めての日本アルプス山行をたのしむことができた。 山の店「シェルパ」鹿児島企画の総勢19人の山旅(「ゆっくり穂高」8/21〜25)。 リーダーのハマちゃん・キョウちゃんをはじめとして同行のみなさんに感謝します。 トモちゃんといっしょに念願のアルプスデビューができました。 うれしくてたまらなくHPにアップすることにしました。 花の小さな写真も含めると50枚以上紹介しています。 どうぞ素晴らしい「奥穂高」をご覧ください。 (2009/9/25) |
↑ 山行1日目 8/22 朝8時過ぎ、上高地(標高1500m)を出発して 梓川の左岸を行く。明日登る奥穂高岳(3190m)も見えている 河童橋までは11年前(1998年)パック旅行(黒部、立山室堂、上高地)で来た |
↑ 明神池を経由 |
↑ 横尾で昼食後、屏風岩に近づく |
↑ 本谷橋をすぎ、登山も本格的に。仲間のみなさん、とても元気! |
↑今日の目的地(涸沢ヒュッテ)はまだまだ見えない。 正面はその右手・前穂高岳から伸びる北尾根 |
↑涸沢をだいぶ登ってきた。後列左端の黒メガネはリーダーのハマちゃん |
↑雪渓にて。最後尾・サブリーダーのキョウちゃんに撮ってもらいました |
↑ 午後4時涸沢ヒュッテ(標高2300m)着。上高地から16キロも歩いたけど、 標高差はそれほどではなく(800m)、余裕のピース |
↑山行2日目 8/23 朝日に映える奥穂高岳(3190m左上)。 距離はわずか2.5キロにすぎないが、標高差は約900m。 ヒュッテでは前日の第3土曜夜から涸沢音楽祭! |
↑ ヒュッテを6時20分出発。向かいの涸沢小屋の展望テラスで小休憩 後方中央やや左は前穂高岳(3090m) 涸沢カールはスバラシイ! |
↑ 目指す奥穂高岳は右上のさらに右上(撮影、キョウちゃん) |
↑奥穂高岳は左上。難所ザイテングラード(中央斜めの岩場)を前に集合写真 右上 涸沢岳(3103m) 右端がサブリーダーのキョウちゃん |
↑ 紅イタドリのお花畑。中央涸沢岳。右の三角の尖峰は涸沢槍 |
↑ ザイテングラードの鎖場 (撮影、キョウちゃん) |
涸沢カールで見かけた花々(約20種) ↑ 左 ウサギキク 右 チングルマとアオノツガザクラ |
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↑ 左上 ミヤマトリカブト 右上 チングルマの花後(実) 左下 イワギキョウ 右下 ヨツバシオガマ ← 左上 タカネグンナイフウロ? 右上 タカネキンポウゲ? 左下 右下 ウラジロナナカマド 左上 イワオトギリ 右上 イワツメクサ 左下 トモエシオガマ 右下 クモマグサ ↓ |
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↑ 富士山を遠くに望む(トリミングしました) |
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↑ お昼前に奥穂高岳山頂 (撮影、ハマちゃん) |
↑ 山頂より上高地を見下ろす。 奥は乗鞍岳(先日熊が出てきて大事件)、右手に焼岳 |
↑ 遠景 中央から右手が南アルプス 左手が八ヶ岳 すぐ後ろは前穂高 (撮影、キョウちゃん) |
↑ 左 ジャンダルム 右 笠ヶ岳 中央左の遠景 白山 |
↑ 下山開始。遠景中央やや左の大きな山塊は薬師岳 |
↑ 左と同じ方角。立山を中心に望遠で撮影。その手前右はもちろん槍ヶ岳 |
↑ ヤマハハコ(左上) ハイマツ モミジカラマツ(左下) ミヤマアキノキリンソウ |
360度の大パノラマはいかかでしょうか 超 雄大!! 写真でも十分に素晴らしい!! 8月下旬でも花がいっぱい! 予想以上! ↓ 一番のお気に入り ミヤマダイモンジソウ |
↑ 奥穂高からの下山途中、涸沢カールを見下ろす。 右下に小さく涸沢ヒュッテ。中央上は常念岳(2857m) |
↑ 右上の奥穂高(3190m)に登った後、涸沢岳(3103m)山頂にて たっちゃんの後ろは前穂高(3090m)、赤い屋根は穂高岳山荘(2983m) |
↑ 山行3日目 8/24 早朝5時すぎ、穂高岳山荘より日の出を眺める |
↑ 6時15分 山荘出発 |
↑ 下りはパノラマコース。登山道はどこも整備されていて歩きやすかった。 このコースはとくに素晴らしかった。 |
↑ 雪渓で記念写真。奥穂高は左から二つ目のピーク。右端はダテさん 下山後、徳沢園では美味しい葡萄酒や冷酒をごちそうさまでした。 |
↑横尾の手前標高1600〜1700mに下りてきました センジュガンピ、ゴゼンタチバナの実、キツリフネなど |
↑右上のミヤマホツツジはもう少し高いところ(1900〜2000m) 24日は標高差1400m強を下って、徳沢に一泊 |
↑ 8/25 最終日も青空が広がっていた |
↑ 徳沢から上高地のバスターミナルまで ゆっくり2時間弱 |
← 河童橋で。幸せいっぱい! ご機嫌の二人です。 最後までご覧くださってありがとうございました。 |
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最終更新 : 2012.4.22
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