「楽しい授業」評価・感想(02年度前期)
2002年度前期・教養科目
「たのしい授業と教育の諸問題」
講義全体を通しての評価(計224人)と感想
7月13日、講義最終回(第13回)に、受講生に授業評価をお願いし、感想文を書いてもらいました(無記名アンケートです)。
以下は、2週間後、期末試験をおこなった日に、結果を報告したB4裏表のプリント(感想文は縮小コピーしてプリント)をワープロで打ちなおしたものです。
いつものことながら、授業評価などのアンケートへの協力、ありがとうございました。
受講生のみなさんが、「たの授」が「たのしかった」と、また「ものの見方・考え方」など、たくさん「ためになる」ことがあったと評価してくれて、僕は、この授業をやってよかったと、今、とても幸せな気分です。
このHPの掲示板に、他の授業の感想も含めて、もしよろしかったら書き込みをお願いします。
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このカットは、農学部生物資源化学科1年の吉田真希子さんが
自主レポートにそえて描いてくれたものです。
We love たの授。ありがとうございます。 |
授業評価
(1)この授業は、
5 とてもたのしかった ・・・・ 71人
4 たのしかった ・・・・ 116人
3 どちらでもない ・・・・ 31
2 つまらなかった ・・・・ 5人
1 まったくつまらなかった ・・・・ 1人
(2)この授業は、
5 とてもためになった ・・・・ 92人
4 ためになった ・・・・ 103人
3 どちらでもない ・・・・ 25人
2 ためにならなかった ・・・・ 3人
1 まったくためにならなかった・・・・ 1人
(3)この科目の受講を他の人に
5 強くすすめたい ・・・・ 61人
4 すすめたい ・・・・ 117人
3 どちらでもない ・・・・ 41人
2 すすめない ・・・・ 4人
1 まったくすすめない ・・・・ 1人
感想
* 今日の授業でやっと「最後にだますのは自分」の意味が分かりました。この講義の前半の仮説授業はマジで楽しかったです。
* 先生の授業には押しつけがなく、だからこそ、新しい考え方を受け入れ易く、人間的に成長することができた様な気がします。
* みんなで楽しんで、学ぶことができる「仮説実験授業」を知ることができて、自分の知らないことたくさんあるなと思いました。
そして、登校拒否問題についても、否定的な見方だけでなく、「どちらに転んでもシメタ」という今までの自分が考えたこともない発想法で不登校の子どもたちを見て、自分の「固定観念」が否定的なイメージを作り出すことがわかりました。授業全体を通して楽しく授業ができました。
* この授業は、自分が引きこもったことがある人、おちこんでいる人などが受けると、学ぶことが倍増するのではないかと思った。
実際、後半の時期は何もかもがうまく行ってない時期(今)なので、ひとつひとつの言葉や、格言がすごく重いものに思えた。
最初のころは、少しおおげさなのではと思ったが、それは、満たされた状態だったからだと思う。自分の満たされ具合で、こんなにも、ものの見方、考え方がかわるのかと、自分でもびっくりした。いろいろな考えが習得できてよかった。
* 本当に受講して良かったと思います。
毎週楽しみでした。仮説実験授業は小学生に戻ったみたいで純粋に楽しめました。
後半の不登校の話も、大学生になると身近なものではないので、興味深かったです。
この授業で一番良かったのは「皆で参加する」ところだと思います。
先生から学生への一方通行ではなく、毎回授業に参加している実感があり、うれしいでした。
また、いろんな人の意見を聞くことでかなり視野が広がり、物事を別の視点から見られるようになった気がします。
* 本当の意味で自由に参加できる授業だったので、楽しく授業に参加できました。自分の考え方に刺激を与えてもらったような気がします。
* 楽しかった。前半のたのしい授業、本当に楽しかったです。国旗について、重さの変化について、月の満ち欠けについて、知っているようで知らないことについても夢中になりました。
後半の不登校、いじめの問題について、難しい問題だったけれど、ためになる点も多くて受講してよかったと思う。
今日(7/10)の授業で“他人の評価の影”についての話を聞いて(私も人の目を気にしすぎる所があって、日頃から、「自分の短所だ、なおしたいな」と思っていたので)とてもほっとする思いでした。
* この科目は(先生も)他の科目とは一風変わっていて、とてもリラックスして受けることができました。(いい意味で!!)
今まで考えもしなかったことなどで、新しい発見・驚きが沢山あってとてもためになり、まさに「楽しい授業」でした。ありがとうございました。
* 毎週毎週、楽しみにしていました。
私はどちらかというと後半の授業が興味深かった。
最近、知り合いに不登校の子がいることを知ったんだけど、この授業をうけていたので、すんなり受けいれることができた。
これはすごく自分にとってもうれしい。教育以外のことに関しても考え方がガラリとかわって、今まで考えこんでしまう性格だったけど、肩の荷がおりて、逆に、悩んでいる自分もありなんだと思えた。本当にこの授業うけてよかったです。
* 「たの授」にはいつも優しい雰囲気が流れていた。たの授をうけていたら、いつも優しい、腹のあたりがあったかい気持ちになりました。
たの授のプリントをずっと、とっていて、自分が親になったとき、またよく読み直したいと思う。子どもを許せるように、無償の愛情をそそげるように。たの授、ありがとう。
* 格言などはいっしょに受講している友人とよくはなします。
「押しつけ言葉」とか「ばかの大足〜」とかをよく使います。
* 仮説実験授業は、本当に興味がわいておもしろかったです。
今までの私の考え方やものの見方がこの授業を通して、だいぶ変わったと思います。
他人の権利を害さない限りそのままの自分でいいんだという話をきいた時は本当に、あぁそうだなぁ、と先生に共感できました。
すごくためになったと思います。ありがとうございました。
* 授業が終わり家に帰ると、妹に内容を聞かせて二人で話しあったりしていました。妹も同意したりそうでなかったり、自分の意見を聞かせてくれました。
妹は今、高1です。多分鹿大に入ると思うので、その時までぜひ続けていて下さい。
授業内容に肯定的だろうと否定的だろうと、受けて損することはないと思います。
色々と考えていけて、本当に楽しかったです。ありがとうございました。
* 自分と違う意見は、何となく嫌で排除したくなる私でしたが、受講するにつれて、今までの自分の考えと正反対であればあるほど、興味深く、色んな人の考えが聞いてみたいと思うようになった。
今まで、高校受験、大学受験、就職と、先々のことばかり考えてその上で今を生きてきたけど、そんな虚しい生き方とは、今日でおさらばだ!!
* 「仮説実験授業」なんて初めて聞いた言葉で、一体どんなものだろうと思っていたけど、実際受けてみてすごく楽しい授業だった。
たくさんの今まで知らなかったことを知ることができたし、小学校のときとかにこういう授業を受けていたら、もっと楽しくいろいろなことを知れていたのになと思った。
いままでとは違ったものの見方などを考えることもできたし、よかったなと思いました。
* 「なるほど!」と思ったことが、やはり納得できない部分もあった。
このごろ思うことは、教授の言っていることを素直に受けとめていいのだろうか? と思う。
教授が言っていることに、自分自身が吸収されてしまいそうだ…。
でも、自分の考えていたことを変えることは、悪いことではない。
* 自分の信念が揺らいだときに、心が疲れていたときに、この授業があると何故かほっとしました。
大切なことをたくさん教わりました。
自らの思想も以前よりずっと柔らかくなったなと感じています。
何よりも自分を否定せずにまるごと受け止めることの喜びが分かるようになって、良かったなと感じています。
そして度々行われた感想文の掲示によって、やはり世の中にはいろんな人間がいて、様々な考え方を持っていることを改めて実感しました。
* 先生は、私の今までの考え方をことごとくくつがえしてくれた先生でした。
大学に入ったらいろんな人の考え方を知って人間的にも成長できるというのは本当だなと思います。
「今を生きる」っていうのはすごくいいことだと思いました。
いつも将来、未来のことに不安をかんじていきるのは、全然たのしくないし、その結果いつも楽しくない自分になってしまいます。
せっかく生まれてきたんだから毎日を楽しまないと。
本当にそう思います。楽しい授業ありがとうございました。
* 「たの授」を受講してほんとうに良かったです。
いろんな視点から物事を見て考えられるようになったし、何より「甘え」が悪いことではないということがわかったからです。
先生のような、柔らかい頭(?)を持ってこれからの人生を楽しく送りたいと思っています。
* 「たの授」を受講して本当に良かったと思っています。
一週間の中の、この一時間は、自分を見つめ直す、とてもよい機会でした。
一週間の中で、こんなにじっくり、自分について考えることができるなんて、なんてぜいたくなことだろうと思いました。
そして、授業に出るたび、毎回元気になっていくのがわかりました。
私も、「今」を大切に、そして、「そのままの自分」を大切に、生きてゆこうと思いました。「たの授」、楽しかったです!!
* 最初「楽しい授業」というのにひかれてこの講義を受講しました。ほんとに楽しかったのでびっくりしました。
* この講義では今まで私の考えをひっくり返し、また視野を広くしてくれました。
色々な考え方があって、一つの考えに囚われすぎていた私にはとても新鮮でした。
また、不登校に対する考え方もずいぶん変わりました。
不登校は決して悪いことでもないし、誰にでも起こりうることが良く分かりました。
インタビューする授業とか、参加意識が強くなってより授業を楽しめるかんじでした。この講義はとても楽しかった!です。
* とてもイイ授業でした。ただ、他人に薦めるか? と言われるとNO!!です。これ以上、人が増えたら困ります(笑)。
* この授業で、しばしばでてきた発想は、今までに聞いたこともないようなものでした。
それによって、自分が励まされたり、時にはそうかなぁ?と疑問をもったりもしました。
いろんなことを考えさせられる授業だったと思います。
登校拒否のことは、したことがない人であっても、身近だと感じられるものだと思うし、みんな興味をひくものだったのではないか、と思いました。
「なのに」といったら「だから」は、一番なるほど!と衝撃を受けたことを覚えています。
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