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くじゅう 黒岩山・大崩ノ辻・おむすび山

2012/5/26


2月末に左足に激痛が走った。
歩くこと、立っていることがきついだけでなく、横になって寝ることさえ大変だった。
腰椎間板ヘルニアだった。治るのに少なくとも3か月はかかるだろう。
長引けば半年以上・・・、と覚悟していた。
ところが、うれしいことに思いのほか、回復が早かった。

4月半ばになって、痛みがだいぶやわらいだ。
連休に入りかけた頃、今まででは一番ひどい「しびれ」が2日ほどあった。
僕はトモちゃんに半分希望的観測で「このひどい“しびれ”はきっと治る前兆だ」と言った。
それが本当になった。

痛みがなくなっただけでなく、しびれも弱まっていった。
ただ膝から下が両足とも自分の足のような感じがしない、ぶらんぶらんした感じだった。
そこで連休後半から連日よく歩いた。初めはさっさと歩けない。
けど、だんだんと感じがもどってきた。そして・・・

5月12日にはなんと山に。霧島・えびの高原の白鳥山、お池めぐり、甑岳に。
調子がもどってきても、山登りはしばらく先だと思っていた。
ヘルニアから2か月半で、また行けるようになるなんて、とてもうれしい!

5月17日には、熊本の山犬切(やまいんぎり)に行き、そして今回、くじゅうの黒岩山だ。
牧ノ戸峠から、いままで沓掛山を登って久住山のほうには何度も行っている。
峠からいつも目にしていたなだらかな黒岩山。登るのは初めて。標高1502m。
峠(標高1330m)から30分の沓掛山より1m低い(ほとんど同じ)。簡単だ。

いつでも登れるところだし、普通だとわざわざツアー(催行・シェルパ鹿児島店)で
行くようなところではない。けど、違った。事前に、黒岩山だけでなく「おむすび山」も
案内されていたからだ。初めて聞く山だ。名前がなんともかわいらしい。

どんな山なのか、この目で確かめてみたい!

この写真集の終わりのほうで登場します。
では、お待たせしました。
黒岩山→大崩ノ辻→おむすび山
薄曇りの天候で、とても眺めがよかったです。
どうぞ、ご覧ください。

2012/6/2 たっちゃん


10:00 に峠を出発。この写真は10:11


 
10:17 阿蘇五岳の遠望。雲海が弱いけど、やはり涅槃像でしょう。  


10:25 ところどころミヤマキリシマが咲き始めていた。中央遠景は星生山。右手は扇ヶ鼻


10:30 牧ノ戸峠からゆるやかな登り


10:32 この日ごいっしょのみなさん




ハルリンドウ
 


  イワカガミ


 
10:42 黒岩山・山頂。手前イチキさん、奥がヒラヤさん。右手は湧蓋山(1499m)
ヒラヤさんとは2010年11月の剣山・石鎚山以来です。
 


10:44 山での笑顔がすばらしい。リーダーは左手前、みっちゃんだ。


10:54 東の方角。正面は三俣山


10:54 上から数十秒後、登山道は北東の方向。遠くにうっすらと由布岳。左手に上泉水山(1447m)


11:03 ダテちゃんに撮ってもらった。、ありがとうございました。三俣山の左奥に平治岳、
白っぽい硫黄山の向こうが左から白口岳、中岳、天狗ヶ城、右手が星生山






11:14 左の写真から、左手に折れてきたところ。
うしろの山はどの地図にも名前が載っていない。
この山の横っ腹を左手に巻いて、大崩ノ辻に向かう
11:12 上泉水山(正面)の手前で左(西)に折れてゆく



 

 
 

11:29 木立ちの中を行く
11:27 笹の中を行く      
 
     


岩がゴツゴツ。このあたりは 
シャクナゲがいっぱい
もう終わりかけていたけど
比較的きれいなのを1枚
 ↑
     
    11:34 


11:43 また展望のよいところに出てきた


11:48 大崩ノ辻(1458m)着。昼食前に記念の集合写真。バックはもちろん湧蓋山。ダテちゃんの頭の上がミソコブシ山(1296m)






後で、大きいのが出てくるけど、この写真にも
小さく由布岳が写っている。
傘寿のさっちゃん。山スカも決まっています!


12:22 昼食休憩後の出発直前(撮影、トモちゃん)


12:23 出発! 右手前方の万年山(1140m)に向かう感じ




12:24 この写真にも由布岳の双耳峰 12:27 この日一番きれいだったミヤマキリシマ



12:29 由布岳(1583m)を望遠で撮った。
この日はほとんどどこからでも眺められた。
右手は別府ロープウェイのある鶴見岳(1374m)


12:29 万年山のシルエットがきれいだ。手前はミヤマキリシマの群生。満開になるととてもきれい!だろうね。


12:31 ふり返る(東の方向)。上泉水山の向こうにちょこっと平治岳の頭が。
中央は三俣山、その右手、硫黄山や中岳らとお別れ


12:36 また笹の中を 12:44 木立ちの中。アセビが多かった


12:50 林道に出る 12:52




 
12:55 また林の中へ 12:56  かなりの急傾斜!




12:57 足場だけでなく頭上も注意


 
 12:59


13:04 ちょっと一息


 

13:11 樹林帯の出口 ↑

← わずか15分ほどだったけど、「おむすび山」手前の
こうした急傾斜、けっこう大変だった。トモちゃんはなんともなかった
と言うけど、僕は急傾斜を踏ん張ったせいか、
あとで久しぶりに筋肉痛になった。
13:07  
 


     
13:11  樹林帯を抜けると見事な草地
おむすび山は真ん中から右手に
  13:12 半分は左の写真にも写っている。 
おむすび山(標高1083m)の全ぼう

 
   
 
       
13:12 いったん横に移動      マイヅルソウ 


13:15 草地を下る。由布岳が小さく写っている


13:16 おむすび山に向かっている 


 
 
13:20 野草のじゅうたんの上を進む。おむすび山の最高点は真ん中から右手に行ったところ 


 

 
   黄色い花の野草はニガナ

   13:27 おむすび山から北東方向。右手の赤い屋根は青少年自然の家
山の名前の由来について、僕は「おむすびコロりん」をイメージした。
ここでおむすびを落とそうものなら、斜面を下まで転げ落ちる!
       
       
 13:34 おむすび山とさようなら    13:36 「おにぎり山」の標識もあった


 13:37 手前の三つはタンポポだけど、あとはニガナ右手の湧蓋山から左手(見えていない)の一目山の縦走コースの
ほぼ中間にあるミソコブシ山(1296m)がきれいだ。


 ミソコブシ山を大きく


13:50下山。GPS(GARMIN OREGON 450TC)の記録によると
総上昇量は378m、総下降量は733m、移動距離はちょうど6.0km。

久しぶりに山トモのみなさんとごいっしょでき、たのしく気持ちよい山行でした。


ご覧くださってありがとうございました。


雪のくじゅう(平治岳、大船山)はこちら →      樹氷の傾山はこちら →


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最終更新: 2012.6.25
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