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高隈山縦走 (大箆柄岳→妻岳→双子岳→平岳→横岳→白山)


2011/3/19


ひどい曇天や雨天でもない限り、だいたいいつも見えている。鹿児島市鴨池新町のわが家から、
対岸の大隅半島ほうに、高隈山が。ところが僕はその西はじの横岳(1094m)と、こちらからは妻岳の陰になっていて見えない
鹿屋市側の御岳(1181m)に登ったことがあるだけで、縦走の経験がなかったのはもちろん、
主峰の大箆柄岳(おおのがらだけ、1236m)にも縁がなかった。
トモちゃんは、すでに縦走を2度、大箆柄岳→御岳の縦走と御岳→横岳の縦走(いわゆる「南部縦走」)を体験している。
僕はそのとき体調が悪かったり、日程に都合がつかなかったからだが、今回とうとう実現した。

それも大箆柄岳→白山という一番長い縦走だ。とても満足だ。山の旅企画室(シェルパ鹿児島店)の主催。総勢22人。
リーダーのハマちゃんのGPSでは、距離が12.9q、総上昇量(累積標高差+)1175m、総下降量(累積標高差−)1482m。
登山開始は8:08、下山は16:38 だから、ちょうど8時間半。デジカメ写真から時間を確かめると、大箆柄山頂で9分、
スマン峠で昼食時に25分休んでいるものの、他の何回かの休憩は各山頂もほんの数分で、
実質7時間半くらいとにかく歩きに歩いた。
トモちゃんの携帯の万歩計は、3万歩を超えた(僕は2万7千)。最後、白山からは相当な早足で下った。

山行から時間がたってしまうと、「もう、パス!」と止めてしまいがちだが、
これはいくら遅くなってもホームページにアップしたかった。
この間仕事が忙しく (これでも給料分は十分に働いている!笑)、なかなかアップできなかった。
何度も「まだか、まだか」とクリックされた方もいらっしゃるかもしれません。裏切り続けてごめんなさい。
同行のみなさん、お待たせしました。ようやくアップできました。
どうぞ、ご覧になってください。
楽しかった3/19をふりかえってみましょう。

4/9 たっちゃん





↑ 7:58 ストレッチを入念に


 

↑ 垂桜登山口から縦走コースのほぼ真ん中の妻岳を望む


 
   


↑ 8:08 出発



                          9:01 →
           ウエハラさんは長身で足が長く、かっこいい!
   




↑ 9:18 ダテちゃん、今日も快調! マサちゃん、写真では小さくなっちゃった

五合目展望所にて

← 9:19 マスダさんの足取りも軽い! 最後尾はキョウちゃん     





↑ 五合目展望所からの眺め。桜島と七岳(ななたけ、手前)


 
 

↑ 対岸の薩摩半島を望遠で。左手奥にうっすらと野間岳。右手は金峰山


 
 
 
↑ 後で行くよ。左から双子岳、平岳、横岳、白山
 






↑ 10:14 逆光でブナのシルエットが素晴らしい


↑ 10:17 山頂手前。スズタケがすごい。
大箆柄の「ガラ」はスズタケの意らしい。

スズタケがいっぱい」が山名の由来かな?






↑ 10:25 大箆柄岳(おおのがらだけ)山頂(1236m)にて中野さんご夫妻。今夏の遠征はどちらですか?


 
 

↑ キョウちゃんに撮ってもらった。ありがとうございました。


 



↑ 10:30 みなさんイイ笑顔!
山は僕らの表情を自然にしてくれる


 

 ↑ 今日後半の縦走コースを望む。左から妻岳(1145m)、双子岳(1107m)、平岳(1102m)、横岳(1094m)、白山(793m)
平岳の上にうっすら開聞岳が見える。その左、双子岳(右側)の上に指宿の知林ヶ島





↑ 10:32 山頂でもう一枚撮ってから出発


↑ 10:34 まっすぐスマン峠に向かう
左下に下ると高隈渓谷キャンプ場方面。
ダテちゃんは、そっちから2度ほど登ったという。
       





10:35 左手奥が御岳(1181m)。その手前が小箆柄岳(1149m)、その横を通って、真ん中の妻岳、それから右手に双子岳、平岳、横岳と縦走していく





↑ 11:26 スマン峠着
これより昼食




↑ 12:02 ちょっとしたアーチだ





↑ 12:08 ぱっと見て、ショウジョウバカマだと思ったが、
ではなさそうだ。そこで帰ってからお師匠さんの教えを乞う。
これは、同じ仲間(属)だが九州の」山地に多い
ツクシショウジョウバカマ(筑紫猩々袴)と言うんだって





↑ 12:17 妻岳・御岳分岐
下山してから、ハマちゃんが次は
「御岳往復も入れて完全縦走しよう」と言った。
望むところだ。ついでに小箆柄岳往復も加えたらいい。

な〜んちゃって!
 

↑ 12:27 この先、妻岳の最後は相当な急登
   

↑ 12:45 妻岳山頂にて。
僕が今春見たマンサクらしいマンサクはこれだけか
       





↑ 12:46 妻岳山頂から下り始め。これから双子岳、平岳、横岳と縦走していく。
横岳から右下に稜線を見ていくと、ずっと下っていって、小さいけどまたポコって上がったところがある。
僕は、これまた近くなのに行ったことがない。刀剣山(635m)ではないか。





↑ 12:51 上から眺める鳴之尾牧場
ピントが甘いのが残念!



 
 

↑ 12:58 第2グループトップのトモちゃんは下りが遅くなりがち。優しく待ってくれた先頭グループの面々





↑ 13:13 双子岳山頂の標識は、二つとも「1107m」だった。


13:18 双子岳からの下りには、ロープもあった →




↑ 13:59 平岳への上り 結構な急登だ。


↑ 14:07 平岳(山頂は14:05)を下って、横岳(写真中央)に向かう



 

↑ 14:33 横岳山頂より縦走路をふりかえる。左手一番高いのが大箆柄岳、次が小箆柄岳だけど登ってはいない
(縦走路から往復30分、ずれている)。写真中央がスマン峠、その右、見事に三角に尖っているのが妻岳、
その手前が双子岳、そして右手が平岳(その向こうに重なって見えるのが御岳)。



 


↑ 14:39 横岳山頂(1094m) ヨシコさん、ダテちゃんといっしょに。これから800m弱下る




↑ 対岸の薩摩半島。真ん中にうっすらと開聞岳。左手、指宿の知林ヶ島




↑ 14:44

↑ 15:10





↑ 15:34 最後のピーク 白山(793m)




↑ 15:42 白山神社着


↑ 15:45 ヨシコさんの笑顔が素晴らしい



                      アセビのはながいっぱい →



     
 

↑ キイチゴの花には違いないと思った。お師匠さんによると
「ナガバモミジイチゴ」(キイチゴ属)だそうです。
   

↑ 16:02 林道に出た
     





↑ 16:11 また森の中。緑がいいね。





↑ 16:19 また林道だ。でもおしまいじゃありません。
 

↑ 16:26 杉植林帯を通って 
     



   

↑ 16:38 はい。バスが迎えに来てます。
おしまいです。お疲れ様でした。満足でした!
 
     



ご覧くださってありがとうございました。



   
↑ この写真は 2008/2/18 7:14 大箆柄岳山頂左手から日の出のときのもの。
今回の山行の高いところはだいたい写っているのではないか。
 
   




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最終更新: 2012.4.26

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