TOPページ →  山(花)・旅 目次 → 尾瀬(後半)




 尾瀬(後半)   尾瀬ヶ原・至仏山(2228m)  2010/7/26



前夜9時前に就寝。
僕は4時過ぎに起床。





↑ 4:44 日の出前の尾瀬ヶ原、至仏山

木道を少し歩き、写真中央の小さな人影のところまで行ってみる




↑ 4:46 小屋から5〜6分歩いたところ。すでに結構な人が散策している。
中央が至仏山・山頂(2228m)。左に下っていってまた上っている頂が小至仏山(2182m)

もちろん、今日登り歩く。




↑ 4:47 しらじらと夜が明けてくる

↑ 4:48 北の方向。霧に包まれた山並みや木立の感じがいい





↑ 4:58 来た道をふりかえる。東の空。左側のシルエットが似ているけどお間違いなく。
こっちの山は昨日登った燧ヶ岳。まもなく日の出。





↑ 5:05 また西、至仏山の方向。 「♪〜 霧のなかに うかびくる やさしい影 野の小径」 が ピッタリ





↑ 5:06 またまたふり返る。燧ヶ岳(ひうちがだけ)からの日の出。今日もスバラシイ天気だ!





↑ 6:55 小屋前で出発前の集合写真。この第二長蔵小屋の主人(熊本出身の方)に撮ってもらった
この場面、ほとんどのみなさん、自分のカメラで撮ってもらいました。ご主人、お疲れ様。今日も7時ちょっと前に出発





↑ 7:08 太陽、燧ヶ岳を背に縦一列。尾瀬ヶ原の木道は、小屋がある見晴から至仏山への登山口・山ノ鼻まで6km





↑ 7:18 至仏山をバックに横一列。「ちょっとまぶし〜な。早く撮って!」 でも、この快晴に不満なし!




↑ ミズチドリ

↑ ネジバナ

↑ クガイソウ





↑ オニシモツケ
    


↑ サワヒヨドリ




↑ ヒツジグサの蕾。未(ヒツジ)の刻(午後二時頃)に咲くというのが
名前の由来。実際は午前中から咲くらしいが、まだまだ早いか

↑ キンコウカの群生。
この時期、尾瀬ヶ原は「キンコウカ平(だいら)」と言ってもいいとか。






↑ 7:48 黄色いのはニッコウキスゲワイドでいい写真か。でも、これじゃ表情がわからない!





↑ では、トリミングして拡大





↑ 7:49 尾瀬ヶ原の木道を半分以上歩いてきた

↑ 7:52 まだ至仏山の形が出発のころとほぼ同じ





↑ カキツバタ




↑ トキソウ




↑ 尾瀬沼ビジターセンターのスライド映写で
日本一小さな「ハッチョウトンボ」の説明があった。
確かに小さい。「このトンボだ!」と歓声があがったが、
「十円玉くらい」というほどには小さくなかったのでは。
残念ながら違ったのではないか、と思う・・・





↑ 8:18 川の流れもとてもきれい。至仏山の形が変わってきている





↑ 8:21 至仏山がぐっと近づいた。小至仏山が隠れようとしている。
真ん中に登山道がほぼまっすぐに見える





↑ 8:23 逆光のなか池糖をバックに





↑ 8:24 同じく燧ヶ岳をバックに





↑ 8:33 至仏山がさらに迫ってきた。山ノ鼻には 8:46着


山ノ鼻で15分ほど休憩。 9:02 出発 →






↑ 9:03 さほど急には見えないのだが、直登ゆえか最初の樹林帯が
ガイドブックのとおり、相当な急登だった

↑ アカミノイヌツゲの実





↑ 10:10 樹林帯を抜ける。急登も楽勝!の二人

↑ 僕らも同じく。いや、トモちゃんは相当キツカッタ。僕もか









↑ ミネウスユキソウ ↓

    


↑ シナノオトギリ(ミヤマオトギリ)







                        モウセンゴケの花 →






↑ 10:48 手前は中間点プレート。尾瀬ヶ原の標高1400mと
至仏山2228mの高低差828mの中間点を通過。


↑ 至仏山の蛇紋岩はとにかくすべる。ぬれてなくてもツルツルだ。
雨が降ったら絶対にやめないといけない山だと思った。
同じ蛇紋岩の山でも早池峰山はこれほどでなかった。





↑ イワシモツケ

↑ コメツツジ

↑ ウサギキク





↑ 10:55 このへんも結構急登だ





↑ 11:17 ちょっと休憩。尾瀬ヶ原と燧ヶ岳をバックに。ご機嫌!のポーズ




↑ ミヤマダイモンジソウ

↑ ミヤマウイキョウ

↑ シブツアサツキ





↑ ツリガネニンジン





↑ ホソバコゴメグサ

↑ カトウハコベ

↑ タカネナデシコ





↑ イブキジャッコウソウ

↑ ホソバツメクサ





12:14 ご機嫌!なんてものじゃない。ノリノリ! 高天ヶ原のお花畑あたりから、みんな「キレイ!キレイ!」を連発
僕がこのポーズ(「ラインダンス」?)を求めたわけではありません。





↑ 12:41 山頂着。北の方向。写真中央一番奥の少し右手、雲が少しかかっているのが越後駒ヶ岳・中ノ岳(2085m)





↑ 12:42 はい、登頂です(2228m)。お疲れさまでした。山ノ鼻からは2.9km、3時間40分。お昼にしよう





↑ 12:43 その前にもう一枚。東の方向。僕の顔の横(右)が会津駒ヶ岳(2133m)






↑ この写真はオリッチさんに提供していただきました。
高天ヶ原と山頂の間だと思います。

尾瀬の名前が入った「オゼソウ」です。
僕はまったく気づきませんでした。

   


↑ 好天もすべてというわけではない。谷川連峰のある方向、西の空が怪しい。
遠くから雷鳴も聞こえ始めた。13:09 下山開始





↑ 13:37 いったん下って小至仏山へ登り返す 





↑ 13:54 小至仏山・山頂(2182m)。日は当たっていても、空が、雲行きが怪しい。
でも、天は我らに味方して、くずれませんでした。





↑ 黄色はシナノキンバイ。白はチングルマ



↑ このヨツバシオガマ、葉っぱは立派だけど、花が小さく少ない。
これから成長していく?





↑ イワイチョウ

↑ アカモノ





↑ 14:30 ワタスゲに囲まれ、最後の集合写真。尾瀬に「大満足!」の表情






↑ 14:32 オヤマ沢田代の湿原。標高1980〜1990m。
こんな高いところにも湿原があるんだ! 右上が小至仏山・山頂





↑ 14:59 だいぶ下ってきた。左 小至仏山 右 至仏山





↑ 15:02 尾瀬ヶ原、燧ヶ岳ともお別れ

  

↑ 下りは足し算して4.5km





↑15:49 鳩待峠(標高1591m)着 下りは2時間40分。距離があっても早い
この日の山歩きは 計8時間50分。距離は

尾瀬ヶ原6km、至仏山上り2.9km、下り4.5km 計13.4km

  

↑ とっても楽しかった! この後、後ろのお店でソフトクリームを食べた





この日の宿泊は、長蔵ロッジ。下界だ。宿泊客は我々だけでゆったり。夕食も美味しく温泉もよかった。
翌日、朝食も遅め。9時半すぎだったか10時前だったか、ゆっくりロッジを出発。途中、片品村の道の駅に立ち寄る。

いま、あらためて思います。好天に恵まれ、素晴らしい企画の山行を存分に楽しむことができ、幸せです。
くどーさんやみなさんにあらためて感謝し、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。

これで、僕の「夏の思い出」にも、新しいページが加わりました。
尾瀬って、本当に素敵でした。また行ってみたいと思います。

ところで、ひっかかりがひとつ。
ちょこちょこ写真説明を書いているうちに、なにかオカシイ・・・・
それは、あの「夏の思い出」(江間章子作詞、中田喜直作曲、昭和24年)の歌詞です。

「♪〜 ミズバショウの花が 咲いている 夢見て咲いている 水のほとり」
花は咲いてなんかいません。水のほとりであれどこであれ、まったく咲いていません。
ミズバショウの花はとうに終わっています。なのに「夏の思い出」とは?

ネットで検索すると「じつは作詞の江間章子さん、尾瀬には行っていない」とのこと。
ネットには「江間さんが幼少のころ過ごした岩手県八幡平のイメージではないか」というのもありました。
けれども、この7月初旬に八幡平に行って来ましたが、ほとんど終わってました。
「夏の思い出」にするのは少しどころか、かなり無理というものではないでしょうか。

でも、いいですよね。なんといっても国民的な愛唱歌。僕も大好きです。
「イメージだけで詩を書いてはいけない」といったこともないでしょう。
多少季節の錯綜があってもいいではないですか。
歌詞が先にありき、イメージ優先でもいいのではないでしょうか。

「♪〜 はるかな尾瀬 遠い空」
昭和24年だったら、本当にそうでしょうね。けど、いまは交通の便もよく、けっして遠くない。

でも、イメージはやっぱり「はるか」で「遠い」んです!

今度行くときは季節はいつがいいのか。
もう一回は行ってみたいもんだと思います。

2010/8/22 たっちゃん記









↑ 大粒のブルーベリーがこんなに。安い!





↑ 僕らは東京でもう一泊しました。これもパックで高くない。
東京駅直結のホテル「メトロポリタン丸の内」27階・朝食会場からの眺め。
7/28朝。東京駅はいま化粧直し中(右手)。午後、劇団四季の「ライオンキング」を鑑賞して、夜帰鹿




ご覧くださってありがとうございました。



尾瀬前半(尾瀬沼、燧ヶ岳)はこちら→


このページの一番上に戻る→              TOPページへ→ 



山(花)・旅 目次 →




最終更新: 2012.4.25

Copyright (C) 2002-2012 「たの研」内沢達のホームページ