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大幡池霧島 2009/12/12

霧島・大幡池。久しぶりに近場の山だ。朝もゆっくり。

シェルパ鹿児島店を7時過ぎに出発。高速を溝辺で下り、霧島神宮前でトイレ休憩、
ぐるっと宮崎県高原町皇子原公園にまわり、そこから林道をバスの運転手さんによると
7.1キロメートルも入った。大幡池へは小林市のひなもり台からが一番近いと思ったが、
地図で確かめるとさらに登山口が近いようだ。リーダーの久冨木みっちゃんの企画だ。

さて、ベテランリーダーのみっちゃんも、間違うことがある。
このコースは久しぶりだったようで、林道の奥の橋が落ちていたりして、かつてとは様変わり・・・
なんと我々は登山口にたどり着けなかったのである。

では、どうしたか。引き返し、別の山にでも登ったのか。
いや、みっちゃんをはじめとして我々16人は予定通り大幡池をめざした。
どうやって?! 

道なき道を進んだ。けっして無理はせず、
しかし果敢に登って、目的地に達することができた。

めったにできない体験だったと思う。
好天にもめぐまれ、とてもたのしかった。

では、16人のちょっとした冒険の足どりをどうぞ。

(2009/12/17)




↑ 9:15 大幡沢入口(撮影者の背中後ろ左手から入る)登山届ポスト前を出発
陽を背にあびてます。西に向かっている。


↑ いま来た林道をもどる。もどらなくてよかった!
みっちゃんが最初に来たこの道でよかったんです。 


↑ 別の林道に向かっている。 そっちじゃない!
   でもいいんです。 もう冒険が始まっています。



↑ 登山道のようだけど違います。
木材の切り出し道のあとか




↑ 10:20 出発して1時間を経過。とっくに林道も外れています。けど、みなさん、とても元気!
トモちゃんは、ここでみなさんに大粒のあずきキャラメルを 




↑ 小さな沢を越える 

→ 途中用水路とぶつかり、東に下れば登山道と出会うことは了解
でも、あえて直進
。今日は冒険ですから


↑ 10:45 温泉跡まで来た。ちょっとリーダーも緊張の表情 


↑ さらに西に進む


↑ 傾斜が徐々にきつくなる。でも笑顔の余裕


↑ さすがに西への直進は傾斜がきつすぎて無理(地図も等高線が込んでいる)
11:15 そこで北に斜面を横に移動 出発から2時間経過


↑ こんな道なき道を行く


← 沢に下りてきた。
  僕の高度計では、高いところは965m(出発地は670m)
  まで上がって、低くは820mまで下りている




↑ 最後尾で安全を守る二人、田島さんと青木さん
後ろといっても、見上げるように撮っている(要はここは下りということ)





↑ 11:34 谷間の陽だまりで集合写真。楽しそう!



↑ 11:53 下ったり上ったり


↑ 12:40 すべて道なき道!
  左と似た感じであまり進んでいないと思われるかもしれないが、
  違う! 相当に高度をかせいできた


↑ 12:54 ブッシュに突入!


↑ 13:03 かきわけて進む



↑ 13:08 ブッシュのなかの倒木(トモちゃんの向こう)も越えてゆく



↑ 13:18 ブッシュは抜けたがやや急登



↑ 13:20 「抜けた」と思ったら、またブッシュ



↑ 13:28 完全に抜けた! ほぼ登りきった感じ 目的地は近い!はず





↑ 13:31 出発して4時間16分。この日最初の登山道がここ(笑)。よくぞ、ここに出てきたものだ思います。
  (後で地図で確かめるとここには出るべくして出た。ここ以外に出ようがなかった感さえありますが)
みっちゃんの見事なルートファインディングでした。ここから左に下りるとすぐ大幡池です。

  下山はここからは1時間20分ちょっとだったので、上りは通常だと2時間ほどか。
  その倍以上の時間をかけて道なき道の山歩きを楽しむことができました。
ちょっとした冒険でしたが、安全に楽しめました。
リーダーのみっちゃんに感謝です。ありがとうございました。

  
みなさん、この日一番の笑顔です。歓声まで写っている!

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↑ 13:38 矢岳・高千穂峰をバックに


↑ 13:48 昼食時 みっちゃんとトモちゃん




↑ 14:19 昼食後の集合写真この写真もいいね(自画自賛!)




↑ 中央やや右手奥に韓国岳


↑ 14:29 大幡山側から大幡池に下ります


↑ 14:39 池を半周



↑ 栃木さんご夫妻。 残念! 韓国岳に雲がかかっています


↑ 14:51 13:31の集合写真地点にもどってきた



↑ 登山道!を下ります



↑ ちょっと休憩今日の満足感が笑顔に



↑ こちらも、みなさんご機嫌!です



↑ 大木が横倒しになってトンネルのよう田島さん


↑ 気持ちいい落ち葉のじゅうたんの上を下山





↑ 15:55 大幡沢入口(バスが停まっているところ。出発地)まで1キロ





↑ この日のルート軌跡図。上の赤線が通常の登山道。この日の下りです。
下の赤線が上り。道なき道。この日の冒険ルートです。
田島さんがGPSのログを画像に変換して送ってくれました。
田島さんがGPSで頻繁に現在地を確認してくれたからこそ、
リーダーのみっちゃんもルートを見つけることができました。
  みっちゃんも「この日の成功は田島さんのおかげ」と言ってます。

みっちゃんのルートファインディングだけでなく、田島さんにも感謝です。
おかげさまで、私たちは安全に、めったに体験できない貴重な山行を
楽しむことができました。ありがとうございました。



16:14 出発地着。7時間弱の行程でした。(結果として、僕の予想時間は的中!)


皇子原公園のなかの温泉に入って、17:00頃だったでしょうか
日暮れが近く黒っぽくシルエットになった高千穂峰を露天から眺めていると
ジェット機が一機、二子石から峰の上空を飛行機雲を残して飛んでいくではありませんか。
とってもきれいでした。


帰りのバスの中もみなさん話がはずんで、とても楽しい一日でした。

またごいっしょしましょう。




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最終更新 : 2012.4.24
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