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スペインの旅(後半)


2011/11/8 午後


                                                                                      
 




← スペインの郵便ポストは黄色

4日の出発から、8日午前のアルハンブラ宮殿まで、
ポルトガル・スペインの旅(前半)は、こちら→です。

このページでは、旅の後半の写真を紹介します。
(12/5 記)
 


11/8 午後


 
↑ バスの最後尾より振り返る。グラナダを後に。シェラ・ネバタ山脈がきれいだ。3千メートルを超す峰が14もあるという。

 
↑ 前日コルドバからグラナダに向かうときも一面オリーブ畑だった。この辺はどこもここもオリーブ畑だ
下の写真もオリーブ畑、小高い山の上までが広がっていた

 

 
     


ラ・マンチャ地方に入る



グラナダから286km、プエルトラピセ。なんの変哲もない小さな
田舎町。
休憩所やお土産物屋さんに右のようなのがあるから、
ああ、「ドン・キホーテの舞台になったところ」なのかと・・

     
     

 
↑ プエルトラピセから23km、コンスエグラの町の丘の上に、風車群がある。車窓より 

 
↑ なかなかの眺めだと思うけど、観光地らしい整備はなかった 

   ↑ 帰りの車窓より  

 
↑ 車窓より。この写真には風車が10個写っている



11/9 マドリード




 
↑ レアル・マドリードのスタジアム   ↑ アルカラ門


   
↑ コロン広場のコロンブス像   ↑ シベレス広場の女神の噴水   ↑ カスティーリョ広場・ネプチューンの噴水




 
← プラド美術館前のゴヤの銅像

8日午前のメインはプラド美術館。

ベラスケス「ラス・メニーナス(女官たち)」「マルガリータ王女」、
ゴヤ「裸のマハ」「カルロス4世の家族」「1808年5月3日の銃殺」

などの名画を解説付きでじっくり鑑賞。

自由時間はルーベンス「三美神」、レンブラント「アルテミス」、
ラファエル「枢機卿」などをちらっと(笑)眺め回る。


この日はマドリードの祝日のため、ソフィア王妃芸術センターは休み、
ピカソの「ゲルニカ」
が見られなかった。残念!

代わりにティッセン・ボルネミッサ美術館見学。
この美術館の展示は年代順で、美術史や絵画史の勉強にはいいかもしれない。
でも、かなり古い絵はその見方も面白さもわからないし、疲れた。
だいぶ後のほうになって、ゴッホとかモネとかルノワールが出てきて、
少し息ができるようになった(笑)。

 




↑ マドリードのスペイン広場。首都のここにも立派な
ドン・キホーテとサンチョ・パンサの像かあるほどなのに、
どうしてラ・マンチャ地方は観光地らしくない! のだろうか?
  ↑ 王宮。マドリードで一番美しい建物だという





 
↑ 王宮前で、トモちゃんは犬(ボルゾイ)に目がない   ↑ 地下駐車場から出ようとすると、この大行進に行く手を阻まれた!

   

   11月9日がの祝日でピカソの「ゲルニカ」を見られなかったのも、この日が「マドリードの守護聖母アルムデナの日」だからだ。
王宮隣にアルムデナ大聖堂があって、お祝いの長~い行進に遭遇したのでした。国際親善は笑顔が一番!
バスの中から手を振る僕たちに、スペインの老若男女のみなさんも、こたえてくれました。
 



 
 


11/9 午後 トレド

                                                                                      
 
↑ 遅い昼食後、 マドリードの南南西約70kmトレドへ。ミラドール(展望台)からの眺め。三方を川(タホ川)に囲まれた要塞都市だ。

 
↑ トモちゃんの頭の上に、エル・グレコの大作「オルガス伯爵の埋葬」のあるサント・トメ教会、
その右手の高い塔がローマ・カトリック教会中、4番目の大きさを誇る大聖堂(カテドラル)、
右手の大きな建物はアルカサル、軍事要塞、11世紀にイスラムから奪還してアルフォンソ6世が建てた。
アルカサルは見学していない。

 






↑ 象嵌細工の店で。職人さんの指先をそっと撮らせてもらった   ↑ 旧市街地は道幅が狭い



 
↑ 右に向かって飛んでいる。言わずもがなか   ↑ 大聖堂には金銀財宝がいっぱい!



 
↑ 聖体顕示台。年に一度聖体祭の日に
聖体行列でお披露目される
  ↑ 高さ30メートルの主祭壇。



 
夕方5時55分   ↑ ライトアップされた大聖堂(カテドラル)




↑ マドリードに戻って、ホテル隣のバル(Bar)で楽しく夕食。 卓上の料理のすばらしさは「ランチョン・マット」(笑)



  11/10 マドリードからサラゴサへ そしてバルセロナ泊  


帰国してから旅行日程表を見直すと、たしかにそうなっている。
ポルトガル・スペイン計8泊のうちの2泊、マドリードだけが「スイート」と記されている。
部屋がとても広く、ベッド、椅子、机、カーテンといった調度品もすばらしかった。
残念ながら部屋の写真はうまく撮れていなかった。代わりに、
立派な額縁に納まって壁に架けられていた4枚の絵を紹介します。
右下の花かごはやや小さかったが、他は結構大きかった。

 



 
         



     


     
  ↑ マドリードから東北に1時間 ほどのところ。車窓から。大牧草地帯だ。  



 
↑ 途中のドライブインで。若いお姉さんが一人で生ハムの試食やワインの試飲を勧めていた。 
彼女がレジに回ったので、僕らが代わりに赤や白のワインを客に勧めた。
   ↑ 試食・試飲の後は、いっぱい買います・・・
僕は左の写真の真ん中の赤ワインをみなさんに勧め、空に


     
風力発電の風車     車窓からなので、窓ガラスには反対側も写っていて、合計何十もの風車だそれに黒牛の看板!





↑ アラゴン州の州都・サラゴサに入る。
エブロ川のほとりにたたずむピラール聖母教会

↑ 添乗員さんによると今、ヨーロッパの都市では路面電車が
復活してきているという。
セビリアもそうだった。
     
↑ エコバスだって。ハイブリッドなのか。メーカーは確かめなかった     人口60万人もの都市だ。人がいないわけではない。午後2時半。
「シエスタ」なんでしょう。カフェもシャッターを下ろしている



 
↑ ローマ時代の劇場跡を発掘中   ↑ 「3人の顔」の像です。現地スペイン人ガイドの方が言ってた。
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教が共存していた時代があった。
前日のトレドにしても、ユダヤ教会もあれば、イスラム寺院もある。
これぞ、今回の旅の僕の最大の関心事。
どうして、人間は争ってしまうのか



  ↑ ムデハル様式(イスラム様式を取り入れた中世スペインの装飾)壁面    ↑ ピラール聖母教会(左)と市庁舎(右)  




スペイン料理のいくつかを サラゴサの軽食屋さんのバイキング料理を





通りのほうから撮った   1日目と最終日を別にして5日間、2千km近くを
安全運転してくれたポルトガルのかっこいいジョエルさ


↑ スペインは広い! そしてすごい農業国だと思った。地平線がずっと向こうだ。小麦を収穫した後か
バルセロナまではまだ100km以上もあるレリダのドライブインで撮った。

上の写真は東の方向、これは西だ。午後5時19分



11/11 バルセロナ


 スペイン観光のハイライト。はい。言わずと知れたガウディの聖家族教会(サクラダ・ファミリア)です。
僕のデジカメは決して特別じゃありません。広角が28㎜ですが、いまでは普通だと思います。
でも、この広角をいっぱいにして、地面すれすれから撮るとトモちゃんの足も細く長くなる(笑)。

↑ Yさんが撮ってくれました。ありがとうございます。2012年のわが家の年賀状にもなりそう

未だ工事中というのがイイ!

 
  内部工事は昨年で終わったとか。教会らしくない造りが僕らの心もとらえる 全36本ある柱が枝分かれしてドーム型の天井を支える

ステンドグラスがとびきりキレイ!だ


エレベータで受難のファサートの鐘塔(正面の反対側。正面は生誕のファサート)に登る写真右上を望遠で撮ったのが左下

 
   
  ↑ モンジュイックの丘。右斜面のほうに有森裕子選手がかけた
オリンピックスタジアムがある
  ↑ 鐘塔の中を見下ろす歩いて降りたかったけど時間がなかったというか、
迷子になるのが心配だった(笑)
 

 
ごいっしょできて、本当に楽しかったです。

     
  ↑ 上の2枚の写真は右手の2本の鐘塔を上でつなぐ橋のようなところで撮っています。   


グエル公園に移動

↑ 駐車場口から入って下って行く



 
  ↑ 破砕タイルのベンチでピース ↑ 列柱ホールの天井にあったモザイクの装飾  

もっといいドラゴンの写真を撮ったつもりが・・・   ↑  グエル公園入口付近この日の朝、「残り撮影可能枚数124枚」と表示。
午前中は間に合うだろうと思って、このへんでもバチバチ撮っていた・・
つもりだったけど、気が付くと「記録媒体の容量がありません」だって(笑)


     
  午後の自由行動はまずグラシア通りへ   ↑ カサ・パドリョの外観バルコニーや柱の形から、「あくびの家」とも呼ばれるとか  



波打つ!
 
  ↑ カサ・ミラは地中海やカタルーニャの雪山がイメージ  





↑ 11/20の総選挙で
この人が率いる国民党が圧勝した

 ランプラス通りは下町の雰囲気だった

   
  バルセロナの港 コロンブスの像  

   
 
スペイン最後の夜をフラメンコ鑑賞で締めくくりました。
追って、ここに数分のデジカメ動画をアップする予定です。
しばらくお待ちください。

年末か年始には・・・と思っていたのですが、うまく行きません。
春までお待ちいただけますでしょうか(笑) 1/4記

春になってもダメでした・・・ 4/26記


 



11/12 スペインとお別れ


 
 
  バルセロナ空港の店の写真 10番のメッシのシャツを記念に買おうかと思ったけど、
ユニセフへの寄付が含まれているとはいえ、104ユーロ
ちょっと高いので止めました。
 


   
    ↑  バルセロナ空港を飛び立つ。初めは少し南に向かう。間もなく旋回して北上    


   
  ↑ フランスとの国境、ピレネー山脈の高いところは雪山だ  


 
  ↑ 帰りもアムステルダム・スキポール空港で乗り換え。
ペルーのリマからやってきた日系3世・ジュリ君(22歳)と席が隣になった。
ここで初めて、今回の旅のために持参した「指さし会話帳・スペイン語」が大活躍した。


  ご覧くださってありがとうございました。

「ポルトガル・スペインの旅(前半)」はこちら→です。 
 
     


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最終更新 : 2012.4.26

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